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小説「螺鈿迷宮」

小説「螺鈿迷宮」

小説「螺鈿迷宮」を読みました。
これはこれで面白い。
田口先生出てこないけど。

「終末医療を扱っている」
「この病院では人が死にすぎる」
「桜宮家の一人が死んでいる」
「病院を訪れて行方不明になった人がいる」
「死をコントロールする」

キーワードはこれだけで、あとは違う話になっているけど、プロットは一緒だと思っていいのかな。

私がこないだ書いた話もキーワードは、
「豪華客船が出てくる」
「船の中で出会った男女が恋に落ちる」
だったのに、最初に考えたものとできあがったものはまるっきり違ってたものなあ。
でもプロットとして「豪華客船で出会った男女が恋する」は同じなのよね。

というわけで三冊目のマリーローズ文庫、白雪真朱名義の「ロマンスは船の上で―――低気圧伯爵とラジオ娘」は4月21日発売です、お楽しみに。

ええっと、小説「螺鈿迷宮」ですね。
ドラマと一番違うのはぐっちーが出てこない、というところではなう、患者の描写がほとんどないというところでしょうか。
おばあさんたちはでてくるんですが、ドラマほど一人一人に寄り添ってない。
描かれているのは桜宮一族の人たちの謎、現代医療が抱える問題と国の方針の対立。
あと珍しく弱気な白鳥さんが見られます。

これは本当はドラマより映画向けの題材だったかもしれませんね。

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