
昨年の記事から~角館は、春も夏も秋も冬も、美しい町。垂れ桜に、武家屋敷。秋は紅葉にお祭。今年の9月も曳山ぶつけがはじまりますね。そんな秋の季節に引いた今日の御神籤は3月の桜花が詠まれていました。
御神籖 第十二番大吉
さくらばな のどかににおう 春の野に 蝶もきて まうそでのうえかな
身も進み財宝も出来て立身出世する事は
春の暖かい日に美しい花の野を心楽しく遊び行く心地ににて
よき人の引き立てにあずかります けれど心正しくないと災いあり
今日は上弦の半月、9月9日は今年3回目のスーパームーン!それまでの引き寄せのパワーが最高です。大吉も引き寄せパワー?でも心正しくあれとあるんです。
心正しくとは自分の信念に正しいことではないのですね。
正見(正しい見方)
邪見ではなく、釈尊の説く智慧、世界観・人生観からの見方。
正思(正しい考え方)
怒り、憎しみ、欲望の心を起こさずに柔和、慈悲、誠実以て清浄な心。
正語(正しい言葉)
悪口・両舌・妄語・綺語を捨て、正しく考えたその言葉。
正業(正しい行い)
決心を大事にして、正しき行為に精進すること。
正命(正しい生活)
健全な心身と衣食住、仕事に正語・正業を以つ。
正精進(正しい努力)
人類の理想達成のためになることのための努力と勇気。
正念(正しい意識)
言うべきこと・言わぬべきこと、聞くべきこと・聞かぬべきこと、意識すべきこと・意識すべきではないこと。
正定(正しい精神の安定)
外界の悪縁に、動揺し悩乱されずに精神統一。
女子道社の御神籤です。二所山田神社の21代目宮司宮本重胤氏と22代目宮司清胤氏がご啓示を賜り和歌にしているのだそうです。1906年からですから、もう100年以上続いている御神籤です。大吉・吉・中吉・小吉・凶になっています。
女子道社の和歌、元三大師神籤の漢詩は読むと心が響きますが、やはり一番先に目で探しているのは吉凶ですよね!
御神籤の原点はもともと「元三大師神籤」にあり、天竺霊籤を読んだ元三慈恵大師良源上人(912~985)が、天海の夢に「人々の吉凶に役立てるように」というお告げがあったそうです。
元三大師神籤の説明
http://omikujiire.shichihuku.com/gansandaisimikuji.html
元三大師神籤の御神籤
http://www.ne.jp/asahi/yamakin/kuji/gansan/gansan.html
ブログを見るからは曳山ぶつけを堪能ください。
