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アンチエイジングの香水~アンブレット・シードと女性ホルモン

アンチエイジングの香水~アンブレット・シードと女性ホルモン

■私の女性ホルモンを支えるのは~Dolce & Gabbana, Rose the one■


ホメロスのオデュッセイアでは「ロータス・イーターの島」に、蓮喰い人の国が出てきますよね。蓮を食べると恍惚となり故郷までも忘れてしまう。

香りも恍惚とさせてくれる。もっと香り知りたい。私の香り、私の匂い。そして女性ホルモンに働きかけてくれる香りもある。知れば知るほど香りの世界から抜け出せなくなりますよね。


■パヒューム■


■「個人の匂い」
匂いといえば1947年に創設の旧東ドイツ シュタージ組織(Stasi)は、「個人の匂い(体臭)」を保管していたことがあります。徹底した監視国家の象徴です。

私記事 パフューム
http://lohasstyle.jugem.jp/?eid=116

恐ろしいことですが、「個人の匂い(体臭)」を保管するということは、指紋と同じように「同じものはない」ということなのでしょう。同じ香りを身につけても香り立ちが違うのも肯けます。


■ホルモンのバランスが香る~ディオール フォーエバー アンド エバー■


■女性ホルモンを分泌させる香り
天然と合成の香料の香り立ちは、年齢で変わります。体温、乾燥肌、油性肌、汗の分泌など。個人差はありますけれど、イヤな香りになることだってあるのですよね。

そして嗅覚。よい香りだと思っても、イヤな香りだと思う人もいます。嗅覚も年齢とともに変化します。いわゆるホルモンのバランス。天然香料には、特に気をつけたい~。

ホルモンのバランスを整える香水というのは大げさですが、シャネルの18番、エリザベスアーデンのグリーンティーハニーサックル、パルファン・ロジーヌ パリのスフレ・ド・ローズ、エスカーダのエスペシャリー・エスカーダなどがあります。


■エストロゲンの分泌に~カシャーン ローズ■


■アンブレットシード
女性ホルモンを整えるのは、アンブレットシードが香料に含まれているからです。アンブレットシードは、ムスクシードと呼ばれていて、ムスク調の香りです。女性らしい身体つきに美肌を整えるエストロゲンの分泌が多くなるんですね。

おすすめは前回も記事にしましたペルシャローズのフレグランスです。レスプリ コロンのカシャーン ローズにもアンブレットシードが含まれています。

記事 五月の薔薇と香水 
https://beautist.cosme.net/article/781911


■アザロ・クチュール バラとアンブレットシードとホルモンと~■


■おすすめの逸品
ゲランやシャネルの香りにも負けない知る人ぞ知るロリス・アザロ。アザロ・クチュールのオリジナルもこのオマージュも、日本ではデッドストックになってしまったために価値が下がっています。

ところがとても良い香りなので、ぜひ機会があれば手に入れてくださいませ。フランスではドレスの「ソワレ」はロリス・アザロと言われているくらいにセレブ御用達のすばらしいブランド。

口コミ ロリス アザロ / Azzaro Couture Eau de Parfum 75ml 限定復刻版
https://my.cosme.net/open_entry_review/show/review_id/503958982


■エスティー・ローダーのビヨンド パラダイス(サンプル)■


無償で英国の植物園エデンプロジェクトを設計したニコラス グリムショー&パートナーたち。熱帯があり、温帯があり、核があり、そこに植物たちが再生されています。人間と植物の関係の関係を「エリッククラプトンのギターは何からつくられているのか、ゴルチェの服は何からつくられているのか」という問いかけがカタログに掲載されているのです。

では「香水は何からつくられているのか。(化粧品は何からつくられているのか。)」という問いかけをしているのが、エスティー・ローダーのビヨンド パラダイス(楽園)です。トップのエデンミスト、ミドルのクレープジャスミン、マホニアジャポニカ、ラストのゴールデンメラルーカはエデンプロジェクトから採取されたもの。

そしてラストにしっかりアンブレットシードが調香されてます。ビヨンド パラダイスは、何から生まれ、どこの気候帯で採取され、さらに人間のどの機能に効果を与えるのかという問いかけのある香水。



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