聞かれたら何て答えますか?
私は、うーーーん、と言いながら・・・
「まゆげ」
と答えました。
前職でのお話です。
メイクする仕事をしていると、自分の顔、他人の顔、細かく分析する作業が必要なので、
たしか入社して研修のときこの質問されました。
そこから美しくなるためのノウハウを探っていきます。
私は、自分の顔の中で唯一眉が好きで、細眉ブームにもほとんど乗らず(気持ちやって
みましたので、全く乗らなかったとは言い切れません・笑)、大学生のとき、よくランチ
タイムに友人が眉を鏡を見ながら抜いていた光景が記憶にあります。
安室ちゃんの登場で細眉ブームが第一次を迎えていた頃でしょうか。
次第に眉はデザインするもの、という認識に変わり、眉が半分くらいしかない女性が
増えるなか、私の太眉は健在でした(笑)
半分の眉で、あとは好みの形にデザインする。みんながどんどん眉を描くテクニックを
上げていく一方で、私は逆に眉のメイクが苦手になりました。
当時は明るいカラーのアイブローもほとんどなかったので、太眉をペンシルで描くと
眉のインパクトが強すぎておかしい。
しばらく眉を描かないライフを送ってましたが、レシェンテのムーンカーブシャドーと
いう素敵なアイブロウパウダーが発売されたので、そこからしばらくパウダーで眉を
足す、というメイクをしていました。
文章だけで味気ないのでティーブレイク。
コーヒーブレイクかな(笑)
☆★☆★
ではでは、嫌いなパーツはどこですか?
嫌いなパーツ、とマイナスな言葉はあまり出したくありませんが、あえてこちらの言葉を
使うなら、私の場合、いくつかあるなかで一番は唇でした。
私が高校生くらいまで、薄い唇が支持されていましたし、憧れの女優さんやモデルさんの
唇は必ずと言っていいほどキュッと締まった小さな唇。
妹とケンカすると、捨て台詞が「タラコ唇のくせに!!」
だったもので(笑)、タラコを見るのも嫌になったりしてました。
小さい頃からよくモデルにスカウトされたりしていた妹に、外見で言い返す言葉がなかっ
たこともまたコンプレックスに感じる要因のひとつだったように思います。
家は母も妹も、美人さんです。
よその方に褒められるのがすごく嬉しい反面、私は父に似ていて残念と思っていました。
お父さんごめんなさい・・・。
さてさて、タラコを見るのも嫌に、と書いてタラコにもごめんなさい(笑)
いまでも唇が厚いことには変わりないのですが、少なくても嫌いではなくなったことの
理由について書こうと思います。
前職のお話に戻りますが、自分の顔を分析され、自らも分析する作業を繰り返していく
ことで、あることに気付いたからです。
毎年テストなどをして10年以上、この作業をやってきました。
まず、メイクをするときって相手の好みを汲みますが、その前に顔を分析します。
色々ありますが、簡単な方法で大きく4つに分類します。
簡単な作業なので箇条書きします。
1.大人顔か、子供顔か。
大人→顔が長い、パーツが求心的→Aへ
子供→顔が短い、パーツが遠心的→Bへ
2.今度はパーツの形を見ます。
直線的や、曲線的かで分けます。
たとえば鼻筋が通っている、輪郭がシャープ、眉がきりりとしている、唇の山が尖って
いる、目がシュッとしているというのは直線。
鼻が丸い、頬がふっくら、唇がなだらか、目が丸い、というのは曲線。
A→直線→フレッシュ
A→曲線→エレガント
B→直線→クール
B→曲線→キュート
すっぴんの状態の顔をこの4つに分類して、顔の特徴を生かすメイク、対極にあるメイク
(クールをエレガントになど)を施すテストというのを毎年毎年行っていました。
と簡単に4つに分類しましたが、たとえば顔が短いけど求心的、とか、鼻筋が通ってる
けど小鼻が丸い、とか、実際には簡単にいきませんよね・・・。
その場合、インパクトのあるところをとっていくのですが、私の顔って、もっとも分析
が難しいと認定されていたんです。
みんなの前に出て、研究材料にされていたくらいです。
どう難しいかというと、顔の上半身と下半身で大きく印象が違うということ。
上半分は、パーツは目も鼻も頬もシャープで直線的、下半分は、唇もアゴもふっくらと
丸い。
そして、印象の強いパーツが目と唇と言われて、相手がどちらに注目するかによって
分類が変わってきました。
1の大人顔、子供顔については、顔が長くパーツも求心的なので大人顔で間違いなし。
ところが、私の服装がうーんとカジュアルでピンク好き、という普段の印象で、子供顔
と錯覚する方もいて。
そんなわけで、メイクのテストの相手が私だと困惑する方多かったです。
仕上げていただいた顔はほんとに面白くなっちゃって・・・申し訳なかったです。
あ、話が長くなりましたが、唇が嫌いではなくなったお話、理由はここです。
私、小さい頃よく男の子に間違えられてまして、ぺったんこな体型と吊り目のせいだと
思われますが、ずーっとずーっと、女性らしい雰囲気に憧れてきました。
高校生くらいからメイクを覚えましたが、私がまずハマったのがファンデーション。
Diorとかシャネル、YSLのフューシャピンクの口紅を放課後つけるというのが当時の
女子高生のメイクでしたが、私はファンデーション(笑)
唇を強調するなんてとんでもなかった。
その後、ヌーディなリップやグロスなどの登場でようやく唇のオシャレが楽しめるよう
になりましたが、実は私が女性らしくなれるための最大の武器が唇、だったんです。
さきほどの分類で、私の顔をエレガントに分類してメイクをしてくださった場合。
唇を強調すると、不思議なくらい女性らしくなることに気づきました。
逆にフレッシュに分類して目をよりシャープにすると爽やかに、さらに顔を短くする
メイクを施すと、女性らしさが消えてクールに。
で、このクールに仕上げると大抵が失敗していました。
サイバーなカラーを使って目をどんどん吊上げてしまうと宇宙人のよう(笑)
ああ、そうなんだ。
とはいえいまだに赤いリップをつけるのは勇気のいる私です。
でも、メイクでコンプレックスを武器にする作業は楽しいと感じています。
逆に好きなパーツである眉は、進歩ないですから。
私の年代になると、生まれつきの美人さんより、努力をしている方の方が美しいと思う
んです。
35歳が境目でしょうか。
私は40近くなりました。
楽しみながら美容を頑張りたいです。
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