
長文になります(^_^;)
プチプラのお茶の石けんを買いました。
泡立ちもよく、お抹茶の香りがバスルームいっぱいにひろがります。
この石けんを買ったドラッグストアの石けんコーナーの棚には
「当店は小麦由来の商品は扱っていません」の大きな貼り紙が……。
きっといっぱい聞かれたのでしょう。もともと小麦アレルギーの人だけでなく、そうでない人まで小麦アレルギーにしてしまった、悠香の「茶のしずく」の影響はかなり大きいのですね。
私は小麦アレルギーではないのですがアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)不明の「扁桃腺アレルギー」を持っています。
扁桃腺がアレルギー反応を起こすと扁桃腺が腫れて、そば・小麦アレルギー同様に気道がふさがれ死にそうな目に遭います。
今回の被害者の方々には心よりお見舞いを申しあげるとともに、一日も早い回復をお祈り致します。
さて。今回の「茶のしずく」の件は小麦由来の「加水分解でんぷん」の大量使用が原因とのことですが、この大量使用は、ネットを使わなくてももこもこ泡だって手のひらを下にしても落ちないもっちり泡を作るためだったそうですね。
ネットや泡だてボールを使うからそんなに泡立たなくても……と思われた方も多いと思います。私もそうでした。
でも「自然な泡立ち(?)がほしい」という声も少なくはなかったようです。
ネットなどを使わないのが自然な泡立ち??? とまた?が並んでしまいますが、私が化粧品の通販オペレーターの研修を受けていた頃の事を思い出してしまいました。(10年ほど前のことです)
注文受け付けオペレーターといえど、社販のこともあるのか集まってくる人材のほとんどがコスメに興味のある人ばかり。
無添加化粧品のその会社では「洗顔がすべての基礎」という方針で、洗顔料の指導にはかなり力を入れていました。
そこでもともとユーザーであった研修生たちから、製品に対する泡立ちへの不満の声が次々と上がり、泡立てアイテムの紹介もされましたが
「付加アイテムはいらない。自然な泡立ちがほしい」
という声が数多くあったんです。
まだ洗顔ネットや泡立てボールが浸透しきっていなかった時代だったのかもしれません……。
その時は洗顔用アイテムを使わない泡立て方として、手のひらと濡らした洗顔料の間に空気を含ませながらゆっくりと泡立てるという方法を教えていただきました。
洗顔ネット・洗顔ボールでごしごし顔を顔を洗うわけではないのですが、石けんや洗顔料だけで泡立てるのが「自然な泡立ち」という考えが最近まで生きていたのかもしれません。
今回の件は、もちろん開発が予測して防ぐべきものでしたが「ニーズのため」であったことも確かです。
消費者も考えていかなければならないことがたくさんあるな、と思った出来事でした。
カタかっただけでなく、長文を読んで下さってありがとうございましたm(_ _)m
*写真の石鹸は事件とは何の関係もありません。ボディにも使用中のプチプラのお茶石鹸です。

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