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「女子」という言葉にあてはまる年代は?

「女子」という言葉にあてはまる年代は?

巷で使われて「女子」といふ言葉


昨今、聞かない日はない気がする言葉。


とうとう某犬猫の表紙でおなじみの週刊漫画冊子にまで、使われていた。


どこまで世間受けを狙うのか・・・


「女子会」
「30代女子」
「肉食女子」 


ちがう



「女子」を使っていいのは本来学校に行ってる年代の子、までではないか?
つまり高校生まで。
100歩ゆずって二十歳未満まで。



それなのに、今は30代、40代の女たちが恥ずかしげもなく、自分たちのことを「素敵女子」なんていったりする。これっておかしい。



今の40代はバブル時代に、彼らの10代後半、20代にとんがった華やかな大人なカッコが流行していたのが、今、更に大人になることに逆行しつつある。




なぜ女、女性という言葉ではダメなの?






女子だと「女」を感じさせない、いやらしく聞こえないから? 爽やかな感じ?



言葉っていきものだから、使い方や対象が変わるのはある程度は仕方ない、と思ってる。



でも、「女子」を範疇外の、妙齢の女が使っていいのか??
私の答えは否。ちなみに夫も30代でも女子とか言うのっておかしい、と言ってた。









なぜ大人の女性たちが自らを「女子」を使いたがるか。



考えてみた



1つは海外の影響。
「セックスアンドザシティ」という女性4人組の人間模様を描くこの海外ドラマは始まった当初,主人公は30代。
恋愛がテーマのこのドラマの中でも自分たちのことを「girls」と言ってるシーンがある。恋に生きるって生き生きとした若々しさが不可欠。
[girl≒女子] なんだ「女子」って大人の女でも使ってもいいんだ~みたいな風潮が日本でも広まった、そんな気がする



もう1つの理由。
若く見える服装の流行、年齢を感じさせないエイジレスの流行。いつまでも若さを追い求める日本人の指向。






それらの要因・いろんな事情も合体して生まれたのが今ドキ「女子」の言葉。。
やたらと範疇がでかい「女子」



飲み会だって「女子会」にして飲み屋は宣伝し財布の紐をゆるくさせる。



化粧品メーカーだってエイジレスな30-40代を起用して「○○女子」と言わせて、この製品を使うと「女子」になれちゃう、みたいな幻想をパンジーー(=一般人)女性
に起こさせて買わせる。



まさに猫も杓子も「女子」なる言葉を乱用してパンジー女性を経済活性化に利用している。






ちがう。



「女子」を使っていいのはやっぱ高校生まで。
「女子会」は使っちゃダメ、「女会」「女性会」でいいじゃん。
「素敵女子」、「働く女子」は素敵な女性、「働く女性」でいいやん。



なんでそれであかんの?



確かに・・・「女会」だとなぜかちあきなおみの「ねぇあんた」のCDジャッケットを思い出したよ。
「働く女性」だとウーマンリブを思い出したよ。堅い職業の女性のイメージも確かに沸く。



また 古い時代(と言っても近代と言われる明治時代、昭和初期でさえ使われていた?)に使われていた「おなご」に漢字を当てると「女子」になる。こういうところからも「女子」=女の子、女の人、全部一緒くたOK!が間違っているとは言い切れない。



それでも言いたい。



「女子」なる言葉は成人女性は使ってはいけない。



私たちは大人の「女性」もしくは「女」



例え、ガーリーな服装とかガーリッシュなる横文字での形容詞はそういう若々しさなる雰囲気を醸し出すために必要でも、日本語の「女子(じょし)」という言葉を妙齢の女性は自分たちを形容するために用いてはいけない。



もう「女子」ではないのだから。

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