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幻想を買う女、幻想を売る資生堂

幻想を買う女、幻想を売る資生堂

ようこそのお運びで。

いつもイイネ!やコメントしてくださる心優しい方、イイネ!だけの方、はたまた、

クリップだけの方、そして素通りの方と、どちら様も厚く御礼申し上げます。





読書の秋です。
普段、よく本を読むくせに読書の秋にあまり読んでいないという。
ちょっと目の具合が悪かったのもありますが、気まぐれなので気分が乗らないと
読む気がしない。
そして、ジャンルも歴史系の本しか読まないので、そっち系の本で面白そうなもの
がなかったんですよね。
で、ちょっとは変わったジャンルのものも読んでみようかしらと選んだのがこれ。


銀座物語~福原義春と資生堂文化~  島森路子著

化粧品は美を生み出す。
それは、夢であり、幻想である。
人は幻想なしに生きていくことはできない。
特に女性は幻想を買い、幻想の中で生きる生き物なのだ。

化粧品はものであって、ものではない。
化粧品の値段には物理的な原価には換算出来ないプラスアルファが含まれているのだ
そうである。
その部分は「呪術代」すなわち、おまじないなのだ。
と、いう一文章がすごく気になった。

化粧は古くから施されてきたもの。
特に祀りの祭には、祭祀となる人が化粧をし儀式を行った。
自分じゃない、何者かになれる化粧。
そんな化粧の歴史を資生堂の歴史とともに紐解き、改めて化粧というものについて
考えてみるのも面白いかもしれません。
皆様は、化粧なるものをどのように考えているのでしょうか。
私はこんな風に思っております⇒『化粧は戦いの仮面』https://beautist.cosme.net/article/363036


もういっちょ資生堂の本。

東京・銀座 私の資生堂パーラー物語  菊川武幸著

幼き頃、銀座の資生堂パーラーへ行くと、いっぱしのレディになった気分で
鼻高々の私がおりました。
ベルベットのワンピースにフリルのついた靴下、お気に入りのビーズのハンドバッグ
を持ってお出かけしたものです。


お土産にいただくと嬉しかった「花椿ビスケット」
資生堂のシンボルマークである花椿を型どったビスケットです。
ビスケットが入っている缶も花椿。
捨てるのがもったいなくて、集めていたシールやビーズ入れに使っていました。


現在もこちらの焼き菓子が入っていた缶を小物入れに使っています。
シンプルだけどおしゃれなデザインが気に入っています。


私は資生堂のヘビーユーザーではありませんが、日本のシャネルと思っている
資生堂の歴史いは興味があります。
秋の夜長に資生堂の本、コスメ好きな皆様にオススメの2冊です。





(※一部画像はお借りしました。)

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