
■ 心を整える
■ 幻冬舎
■ 長谷部誠
本屋さんで長谷部誠の『心を整える』が山積みになっていたので
なにげなく手にとった
まえがきに目を通して、一瞬でスゴイ男だなあと思った
心は鍛えるものではなく、調整するものだという・・・
生活のリズム、睡眠、食事、日々の生活で心が乱れたら
自分で整えるようにしているというのだが
これが簡単なようで
実際にはとても難しいのが誘惑の多い現代社会なのだと思う
考え方や見方を変えることでメンタルを安定させるという精神論でないのが
すごく共感できた
『身の回りを整理整頓する』
『アルコールを飲むと疲労が抜けないから、酒を飲んで寝ない』
など、行動そのものを変えることでメンタルを安定させるという
コントロール術は、いわれればそうだよなあと思うものの
私なんかは、ついついメンドクサイに負けて出来ないことが多いのだ
整理整頓なんて、当たり前のようでいて
当たり前にやり続けることは案外難しい
『愚痴を言わない』『遅刻が努力を無駄にする』
『迷ったときこそ、難しい道を選ぶ』
どの項目も、思わず頷いてしまうような内容だった
仕事を終えて,学童と保育園に迎えに行き
帰宅後のご飯作りが面倒になると、隣の実家に
『何でもいいから食べさせて~』なんて駆け込むことがよくある
我ながら、だらけてるなあと思いながらも、ツイツイ甘えてしまう
だから、この本を読むと自分のふがいなさが胸に突き刺さる・・・
この本の印税全額をユニセフを通して
東北地方太平洋沖地震に見舞われている被災地へ寄付するという
長谷部誠という男、カッコよすぎる!!
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