
アート&サイエンスセミナー
アルティミューン&せいのもとで
14:30~16:30
SHISEIDO THE GINZA
資生堂という社名は、中国の古典『易経』の一節「至哉坤元 万物資生(大地の徳はなんとすばらしいのだろうか すべてのものはここから生まれる)」から由来しているのだそう。
そこで、資生堂ギャラリーでは「万物資生」の世界観を表現する試みとして「せいのもとで lifescape」という展覧会を企画。
更に、連動企画として「アルティミューン&せいのもとで」と題したセミナーを開催。
まずは資生堂の創業ヒストリー。
1872年、福原有信が創業し洋風の調剤薬局からスタート。日本初の練り歯磨きとビタミン剤(脚気丸)を販売。
そして、日本初のソーダファウンテンと西洋との架け橋になったそう。
2代目福原信三は三男だったけれど次男死亡、長男病気のため絵描きを辞め薬学部へ進学し家業を継いだものの
アーティスト気質がデザイン性、芸術性を求め薬局から化粧品事業へ転換。更にCI(花椿マーク、唐草模様、ロゴ)を確立。
「物事は全てリッチでなければならない。」が信条だったそうです。…ステキ!
こうして美しい生活文化の創造を手掛け、資生堂パーラー、資生堂ギャラリー(1919年)、資生堂美容室(1922年)と
決して化粧品だけではなく、美しいもの全てを提供。
資生堂ギャラリーで開催された現代工藝展(1975年~1993年)のメンバー大半が人間国宝になったけれども
第1回目の招待状には「中堅作家を招いて…」と記述があったそう。
つまり、1975年当時は中堅だった作家の殆どが後の人間国宝に。
資生堂はそんな美の目利きを目指したそうです。
アートな話の次はサイエンス。新発売の美容液「アルテミューン」についての解説です。
キーワードは「眠れる美を解き放つ。」ダメージに負けない、美の底力上がる免疫力を引き出すものだそう。
肌は人間最大の免疫臓器。自己防壁ランゲルハンス細胞を介して肌と心は繋がっているとか。
しかし、ランゲルハンス細胞は加齢や心的ストレスによって機能が低下していく。
そこで、アルテミューン。
50代の人が20代の免疫力に回復したそう。
最も素晴らしいと感じたのは、どんなメーカーのものでも手持ちのスキンケア製品にプラスして使用できること。
洗顔→化粧水→【アルテミューン】→美容液→クリームとメーカー問わず、ライン問わずなのが賢い。
受け入れやすいです。
続いて資生堂ギャラリーに移動し「せいのもとで lifescape」を展覧。
小さな植物の茎が集められた繊細な展示、膨大な量の糸が集められ織られている展示、木彫の椿、
速度の異なるデジタル数字のカウントダウンなど、なんだかすべてから命が感じられるから不思議。
お土産にアルテミューンのトライアルをいただいたので早速試しました。
気持ち良い。何を差し置いてもとにかく気持ち良い!テクスチャーも心地良く、香りも癒やされる!
湧き上がれ、私の免疫力。



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