メイクアップアーティスト・吉川康雄さんが選ぶ2020年上半期のマイベストコスメ

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メイクアップアーティスト・吉川康雄さんが選ぶ2020年上半期のマイベストコスメ
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ニューヨークを拠点に活動し、「CHICCA(キッカ)」のブランドクリエイターとしてもその手腕を発揮したメイクアップアーティスト・吉川康雄さん。2020年上半期のマイベストコスメと、いまだからこそ見つめ直したい「美」についてお話をうかがいました。

吉川康雄さんが選んだ、マイベストコスメ

すべての人のなかに美しさを見出して、きれいでありたいと願う人をいつも元気づけてくれる吉川康雄さん。吉川さんが2020年上半期のマイベストコスメに選んだのは、美しい肌づくりを叶える3つのアイテムです。

UVカット機能とカラー補正の多機能アイテム

1つめは、メイクの上から使えるスティック型の美容液

メイクアップ効果があって、スキンケアも同時にできる実用的なアイテム。ハイライト効果のあるシアー感が肌によくなじみ、きれいです」

ビオモイスチュアスティックAC&UV

MiMC エムアイエムシー

SPF20・PA++
容量・本体価格 2g・3,300円
発売日 2020/3/4追加発売

コンセプトに共感。敏感肌用クリーム

2つめは敏感肌専門ブランドの「ディセンシア」より、ブランド最高峰のフェイスクリーム

「“バリア機能の強化”と“刺激を抑えた”というコンセプトが大好きです。つけたときの肌残り感、ベタつかない膜感をしっかり感じられていいですね」

ディセンシー クリーム

DECENCIA(ディセンシア)

容量・本体価格 30g・11,000円
発売日 2020/1/2

ファンデ本来の色と質感を邪魔しない下地

そして3つめは、保湿効果を重視したみずみずしい仕上がりの化粧下地

「下地は本来のファンデの役割を邪魔せず、塗りやすくすることにこだわった、こういう透明のものが好きです。肌をしっとりとさせ、ファンデのノリをよくしてくれます」

ピュア キャンバス プライマー ハイドレーティング

ローラ メルシエ

容量・本体価格 25ml・2,200円 / 50ml・4,200円
発売日 2020/1/29

肌づくりのテクニックと持論に定評のある吉川さんが、声高に訴えるのは「ファンデ本来の役割を考えるなら、下地には色がないほうが絶対にいい」ということ。

「ファンデは、もともと肌の仕上がり感を考え抜いて作られているはず。使う人も、その仕上がり感と色にこだわって選んでいるでしょ。でも最近の下地は顔料入り(色つき)のものが多いよね。それをベースに使ってしまうと、せっかく厳選したファンデでも、質感と顔色が仕上がりのイメージとまったく違ってしまう。使いこなすのが難しく、不自然な厚化粧になっていくパターンですね」

吉川さんが好むのは、ファンデーションで叶えたい色や質感を邪魔しない下地。肌すべりがよく、肌をしっとりとさせ、ファンデーションを塗りやすくすることにこだわっている点を重視します。

「ファンデは何にためにあるのか、原点に戻って理解されるようになってほしい」と吉川さんは強調します。

自分をいたわることで、気持ちを落ち着ける

吉川さんが拠点とするニューヨークも、新型コロナウイルス感染症による影響が人々の暮らしや価値観に大きな変化をもたらした都市のひとつ。

「長期化は免れなさそうですね。ゆううつな気分にもなりますが、気持ちを下げないために自分で自分をいたわることが大切だと思って生活しています」と、吉川さん。運動不足にならないよう、仕事場に“おうちジム”をセットして気分転換をしているそうです。

「美容」もまた、自分をいたわることであり、気分転換にもなるもの。吉川さんも「自分自身への関心が高まり、スキンケアがますます注目されるはず」と語ります。

内側からのケア+守る美容で、肌本来の美しさを取り戻して

肌表面の角層には、肌内部の水分を保持し、外部刺激から肌を守る「バリア機能」が備わっています。しかし、肌の乾燥や外部刺激、ストレスなどでバリア機能は低下。誤ったお手入れ法もバリア機能を低下させる一因になります。

「僕は、美しい肌=強い肌だとは思いません。長年しっかりとお手入れをしてきた大人の女性が『肌が敏感になってきた』と話しているのをよく聞きますが、そういう人に限って肌のバリア機能が低下している。ツルツルの肌と引き換えに、角質を除去しすぎてしまっているからなんです。自覚はしていなくても、実は多くの女性が敏感肌なのだと思います」

そこで吉川さんがすすめるのは「守る美容」です。

「美しいツルツルの肌を目指してお手入れをするのは僕も賛成ですが、外から与えすぎるのを控えて、外部刺激を減らしてみてはどうでしょうか。そのかわり健康的な食事をして肌の栄養は内側から入れることを心がけ、運動して汗をかくことで代謝が活性化されれば、肌は自分の力で健全な状態に戻ることができます。インナーケア、ですね」

では、スキンケアはどのようにとらえればよいのでしょうか。

「僕は、肌表面を最高の状態に整えることがスキンケアの役割であると考えています。肌は水分と油分のバランスが重要です。できるだけ乾きにくい水分と、皮脂や汗のような水分を抱えやすいオイルを、肌表面に皮脂膜のように存在させることで水分の蒸発を防ぎ、低下したバリア機能を元に戻すことが大切です。できるだけ早く、肌のあるべき状態(皮脂膜に覆われた状態)に戻してあげるイメージです」

スキンケアを通じて、自分自身を見つめ直す機会に

美しい肌とは、正しいスキンケアとは――。いまこそ、そんな基本の「き」をあらためて見直すときなのかもしれません。

「日ごろ、私たちは世間や人と自分の関わりばかりを大切にしがちです。しかし自分の人生を豊かにするためには、きれいになって外に出かけることだけでなく、自分の時間と空間を充実させることが不可欠だと僕はいつも考えてきました。誰かのためではなく、自分のためのスキンケア。いままで自分がしていたお手入れを振り返り、肌状態を理解することで、自分自身をも見つめ直せるいい機会になればと願っています」

メイクアップアーティスト・吉川康雄さん

1983年よりメイクアップアーティストとして本格的に活動を開始。東京をベースにファッション誌や広告のフィールドで活躍後、1995年に渡米。半年後には『VOGUE』のカバー担当に抜擢。2008年から2019年3月までは「CHICCA(キッカ)」のブランドクリエイターを務める。現在はニューヨークを拠点に活躍しながら、美容情報サイト「unmixlove」を立ち上げ、取材や執筆もこなす。『いくつになってもキレイ!になれる NY発ビューティー・メソッド ツヤ肌メイク12の方法』(世界文化社)他、著書多数。

unmixlove
吉川康雄 Twitter(@yasuo_yoshikawa)
吉川康雄 Instagram(@yasuoyoshikawa)
A-Beautyでも連載中>>

文/大森りえ

(アットコスメ編集部)

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