<2005年殿堂入り>資生堂 / アイラッシュカーラー213

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<2005年殿堂入り>資生堂 / アイラッシュカーラー213
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メイクをし始めたばかりの人からメイク歴の長い人まで、多くの女性が愛用している鉄板メイク小物といえば「資生堂」の『アイラッシュカーラー 213』。2005年に初代「殿堂入り」コスメに選ばれた逸品には、職人のこだわりが満載! その使いやすさの秘密を、商品担当の阿多美佳さんにうかがいました。

愛されてこそのロングセラー

資生堂調べによると、ビューラー1回のカールで、まつげには5kg〜10kgもの負荷がかかるのだそう。ビューラーが目の形に合っていなかったり、必要以上に力が入る構造だったりすると、繊細なまつげはすぐに抜けてしまいます。

まつげメイクの完成度において、ビューラーの質は大問題。資生堂の『アイラッシュカーラー 213』が愛され続けているのは、メイク好きからの熱い信頼感の証にほかなりません。

使いやすさの秘密は、職人の手仕事

▲阿多美佳さん

「『アイラッシュカーラー 213』は、1970年代後半から日本の同じ工場で、1点ずつ職人さんの手仕事で仕上げられている商品です。完成までに30近い工程があって、金具ひとつはめるのも機械ではなく手作業。高い品質と安全性、使われる方の手にフィットする安定感。そこが『アイラッシュカーラー 213』の特長であり、こだわりでもあります」

そう話すのは、ご自身でも『アイラッシュカーラー 213』を20年以上愛用しているという資生堂の阿多さん。テクニック不要で上向きまつげが完成する秘訣は、その設計にあるといいます。

たむ..さんの投稿写真

「『アイラッシュカーラー 213』を使うと、まつげに負荷をかけずにきれいなカーブをつけられるんです。それは、まつげがカーラーのフレームに入ったときに、まつげとフレームの接点が垂直になるように計算し尽くされているからです。

カーラーがパカッと開きすぎないことも、まぶたを挟まないよう安全のためには必須。いつでも計算された幅に開く安定性や、使い始めからなめらかな使用感であることも『アイラッシュカーラー 213』のこだわりです」

“一生モノ”にするお手入れのコツ

本体価格800円という手頃な価格でありながら“一生モノ”といわれるほど耐久性があるのも『アイラッシュカーラー 213』の特長。カール力が落ちてきたと思ったら、きちんとシリコンゴムを新しいものに交換するのが長く使うポイントだそう。

「ゴムはどうしても劣化するものなので、お手入れが大切。アイシャドウアイライナーがゴムにつくと傷みやすくなるので、その都度拭き取ることをおすすめします。ゴムが劣化して切れ目が入ると、まつげが抜ける原因になるので要注意。私は1〜2ヶ月に1回はゴムを交換しています。新しいゴムにすると一発できれいにまつげが上がるんですよ」

目もとメイク復活の兆し!

『アイラッシュカーラー 213』は、進化し続けるロングセラー。発売以降、資生堂には何千人という日本人女性のまぶたの形や角度、目のくぼみ、目の形や幅など、膨大なデータが蓄積されています。それを活かして、絶え間なくちょっとした改良を加えているのだそう。

左:資生堂 / アイラッシュカーラー 213
右:マキアージュ / エッジフリー アイラッシュカーラー

同じく資生堂のブランド「マキアージュ」から2007年より発売されている『エッジフリー アイラッシュカーラー』との違いは、そのカーブの深さにあるのだそう。『アイラッシュカーラー 213』がまぶたの形にあわない人には「マキアージュ」のものを試してみてほしいとのこと。こちらも資生堂が集めたデータから生み出されたこだわりの逸品です。

エッジフリー アイラッシュカーラー

マキアージュ

本体価格 1,000円 (編集部調べ)
発売日 2007/1/21

ohnmnmさんの投稿写真

「『アイラッシュカーラー 213』が殿堂入りしたのは2005年でしたが、それからまつげエクステや、つけまつげの流行があり、まつげメイクもずいぶん変わりました。そうした変化のなかで、変わらずに『アイラッシュカーラー 213』が愛され続けてきたことには感謝しかありません。40年以上の歴史があるアイテムなのに、今でも工場はフル回転で生産量が足りないくらい。“初代殿堂入り”として改めてスポットを浴びたことで、迷わずにコレ! と買っていただける商品になったと思います」

*Ny*さんの投稿写真

ここしばらくはリップメイク重視の流れが続いていましたが、来季は目もとにボリューム感が戻り、まつげメイクの需要も増えてきそう。

テクニックいらずで印象的な目もとになれる『アイラッシュカーラー 213』は、そんな流行にもうってつけ。ロングセラーアイテムの実力を味方にして、トレンドの目もとを演出してみて。

取材・文:田邉愛理
撮影:アットコスメ編集部

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