アジアの美容大国と聞くと、どんな国を思い浮かべますか? このところ注目が高まっているのが、台湾。「うすづきベースメイク」や「ローズリップ」など、思わず真似したくなるトレンドが次々と生まれています。
今回は、そんな台湾の最新ビューティをご紹介! 台湾最大級の化粧品クチコミサイト「UrCosme(@cosme TAIWAN)」編集部(以下、台湾編集部)からのリアルな声も要チェックです。
ベースメイク重視な台湾の美容事情
台湾では、色物よりもベースメイクへの関心が高く、メイクの“崩れにくさ”を重視する人が多いそう。その理由や特徴を、台湾編集部に聞いてみました。
①メイクは“自分を素敵に見せる”もの
会社に行くときはすっぴんか薄めのメイク。メイクはマナーという意識はあまりなく、自分をキレイに、素敵に、魅力的に見せる特別なものとして捉えています。デートやイベントなどのお出かけメイクには気合を入れて、いつもと違う自分を演出する方が多数!
②あこがれは韓国ドラマのヒロイン
「みんなが好きなもの、流行りのものを使う」という傾向が強い台湾。そのため、台湾で大人気の韓国ドラマのヒロインは、みんなのあこがれに。ヒロインを真似して、すっぴん風メイクやピンクメイクなどを実践する女性が増えています。
③メイク前のコンディションが大事
美容皮膚科での施術や眉のアートメイク、まつエクの普及率が高く、“メイク前”のコンディションの底上げを重視しています。高温多湿の気候でメイクが崩れやすいため、 メイクに影響されない“素”を整えることへの関心が高いようです。
次からは、いままさに流行っている3つのトピックをみていきましょう。
①リップはローズカラーの「#温柔小姐姐色」
韓国美容の影響で、いま大人気なのが「#温柔小姐姐色(大人っぽいナチュラルガーリーカラー)」のリップ。ローズカラーやテラコッタカラ―など、ミルキーで自然な赤みがある色合いが特徴です。
つけこなすにはテクニックがいる赤リップとくらべて、ローズカラーは誰にでも似合いやすく、ファッションも選びません。その使いやすさも流行を後押ししているようです。
人気色は「リップ ルージュシグネチャー(ロレアル パリ)」の 「#121(ローズピンク)」や「#124(サーモンピンク)」。マットなのに透け感のある新しい質感で、唇をソフトに染め上げてくれます。
②最旬のベースメイクは「崩れない×うすづき」
そして今年は、そんな崩れにくさはそのままに、よりナチュラルに見える「うすづき」の仕上がりが注目されています。
③ほしいのは「肌に優しいスキンケア」
「KIEHL’S SINCE 1851(キールズ)」の「キールズ クリーム UFC」も、肌への負担のなさと抜群の水分チャージ力が台湾女子に人気の逸品。肌の調子が安定する、敏感肌もしっとりうるおうとファンが急増しています。
KIEHL’S SINCE 1851(キールズ)
発売日 2019/1/7追加発売
夏の日差しに負けないキレイは、台湾美容で手に入れる!
強い日差しにも汗にも負けずに、キレイを維持する台湾の美容テクニック。「UrCosme(@cosme TAIWAN)」が発信する現地のコスメ情報もぜひ参考にしてみてください。
文:田邉愛理
イラスト:itabamoe