ジャン ポール・ゴルチエ 口コミ・レビュー一覧（髪質が普通）

冬はランコムのトレゾアとゴルチエ・クラシックの香りが定番で、特にゴルチエに関しては「気付いたらコレクターに…」というくらいたくさん集めてしまっています。今日は寒いので、久々にこの香りをつけたくなって。
一部を自慢させてくださいませ（＾ν＾）
（私が撮ると生活感丸出しなので、加工しまくったのですが、そしたらなんだかおかしな色に…敬愛するジャン・ボール・ゴルチエ様お許しください…）

1枚目の画像のうち、向かって左端のコーンブラコルセットを着ているもの（画像2枚目）は、長年大切に使い続けてリピートもしているパルファムです。
何故かオードパルファムだけが少し違う香りで、パルファムと、オードトワレ（使い切ってしまって現在手元にないのですが、コルセット部分がすりガラスになっているエレガントなボトルです。）は同じ香りなのです。不思議。

パルファムとトワレは、濃密なフローラルにジンジャーや八角、そしてバニラの甘さが溶け合っていて、昔から本当に大好きな香り。
（この香りについては過去にレビューをしていますが、よりによって香りの違う「オードパルファム」のところに間違えてレビューをしてしまっています…ごめんなさい。）

そしてオードパルファムはややこしいことに、パルファムやオードトワレとは違う香りの上に、「オードパルファム」の中でもボトルによっても香りが少しだけ違うのですよ…！
写真1枚目の、中ふたつ…写真だと分かりにくいですがレース柄コルセット（オードパルファムとしてはこれがオリジナル）のものと、青い服を着てウエストベルトをしているものは同じ香りで、ややまろやか。
で、右端のワインレッドのコルセットのもの（画像3枚目。外側の缶もロゼピンクなので分かりやすいかと思います。）はもっと強めのアンバーフローラルandバニラ。

オードパルファムは、パルファムやトワレに使われていたジンジャーは一切入っておらず、代わりにラム酒が強く効いています。もちろんこれはこれで気に入っているのですが、
ワインレッドちゃん（←？）だけはよりオリエンタル度・ラム酒の香りがかなり強めで、他のふたつよりも、さらに前衛的で尖っています。

そして不思議なのですが、このゴルチエ・クラシック、ここ数年、若い女性にすごく褒められることが増えたのですよ。
なんとなくですが、最近はこういうオリエンタル度の強い香りも流行っているのかな？
このゴルチエだけでなく、かなり強め甘めのオリエンタルノートの、ブルガリのスプレンディダ・チュベローズミスティークもとても人気だそう。

人気のジョーマローンやディプティックなどは自然派志向な感じですが、一方でニッチフレグランスを好む方は昔の濃厚なオリエンタルな香りを好むとも聞いたので、
またフレグランス界に新しい時代がやって来たんだなぁ…と遅ればせながら感じたのでした。


＊赤青オードパルファムについて追記します。

ワインレッドのコルセットのボトルはClassique Eau de Parfum Collector 2017

青いドレスのボトルはClassique Eau de Parfum Airlines

という名称だそうです。
ジャック・キャバリエ氏が2017年版エディション（ワインレッドコルセット瓶・缶はロゼピンク）を調香。
その3年後の2020年に、ダフネ・ブジェ氏が、オリジナルのオードパルファムの香りを2020年に完全に再現したものがエアライン（青色のベルトつきミニドレス瓶・缶ではなくフィギュアのようなパッケージ）だそうです。

上にも書いた通り、赤の方がアンバーやラム酒の香りが強めで、青の方がややまろやかです。
どなたかの参考になれば幸いです。

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