最近では、欧米でも化粧水（いわゆるヒアルロン酸などのトリートメント成分が配合のもの）を使っている人は多いですし、韓国でも普通に化粧水使っていますし、アジア系でも日本の有名化粧品会社の商品は輸出されて一般の方達も使われている人も多いですので、化粧品を付けるのは日本人くらいというのは、10年くらい前まで下る話だと思います。
もともと、欧米の人が洗い流すクレンジングや洗顔料をあまり使わなかったり、化粧水を使わなかったのは水事情があまり良くなかったからです。
欧米ではトナーという名前で、いわゆるクレンジングで落としきれなかった汚れをとる、ふきとり化粧水は昔から存在しています。
保湿やトリートメントをするものか、汚れをとるのかの目的が違うだけですし、オーガニック系のもの中には、欧米では、かなり前から、カモミールウォーターやローズウォーターを保湿化粧水と同じような目的で使っていたと記憶しています。
私も、かなり前に海外に住んでいたことがありますが、その際には、化粧水はあまり使用していませんでした。
私の住んでいた国は、硬水で石灰を多く含んでいたので、洗顔後、そのままで美容オイルなど塗っても、肌がゴワゴワしてしまうのと、私の場合、あまり栄養価の高いクリームなどを使うと痒くなるので、化粧水を使用しない時は、まず、洗顔後はアベンヌウォーターをたっぷり吹きかけで石灰などの余計な成分を落とし、軽くティッシュオフして、肌がしめっているうちに、デクレオール アロマエッセンス(美容オイル）を薄くなじませ、その後に、保湿バームやクリームをその時に肌の状態に合わせて使っていました。