全部ノンシリコンです
こんにちは。

アンチケミカル！ではぜんぜんないのですが、結果的に髪も肌もノンシリコンのもので落ち着いてます。
そのほうが、トラブルが減り、心地よく、結果的に２０歳のときより、
今のほうが髪質が良くなりましたので、
いまさらシリコンに頼る必要も感じられないというのが、大きな理由です。

ケミカルなものは、髪をツヤツヤにはしてくれます。
使い勝手もいいです。
それで髪質が改善されていれば、ケミカルだろうがシリコンであろうが
私は気にせず使います。
でも結局はその場しのぎで、落としてしまえばもとのパサパサの髪に戻ってしまう。
それが嫌でした。

ファンデーションやシリコンが大量に含まれた下地も同じで、
塗ったときは毛穴レスにしてくれるし、見た目も綺麗にしてくれるけど、
落としたあとは元通り。

もっと根本的に改善したい、と勉強していったら、
その場しのぎ的なアイテムでなく、改善していくものにシフトしていき、
結果、ケミカルなものがなくなっていった、という感じです。
なによりあれこれ使わずにすみ、楽チンで、
お風呂や洗面台もすっきりしますし、何種類も買わないぶん、
少し高くても、ちょっと贅沢なお気に入りのものを使えます。

シリコンに限らず、スキンケア、ヘアケア剤は、
「使ってすぐに実感できる効果」がないと、なかなか売れません。
＠コスメの口コミだって、一本使いきって書いてあればいいほうで、
新製品なんて、数週間使った感触で書かれている方が多いですよね。
言い方は悪いかもしれませんが、化粧品類は、
数年後、数十年後にどんな悪影響が出ようが、知ったこっちゃなく、
数回使って「わあ、これはいい」と感じさせれば勝ちなんだと思います。
そのためには、ケミカルの力は絶大です。
さらに「これがないとパサパサになっちゃう」と手放せなくさせれば、
継続して買い続けてくれるんですから。

私の感覚では、シリコンでツヤツヤにするのは、ドーピングみたいなもの。
特別な時に即効でなんとかしたい場合には使いますが、使い続けることに
あまり意味は見出せません。
スタイリングを綺麗に長持ちさせたくて使うワックスやスプレーは、
あくまでオシャレ用で、ヘアケア剤ではありませんよね。
ジミーチュウの１２センチハイヒールみたいなものです。足の健康のためでなく、オシャレのため。
アウトバストリートメントやシリコン入りのコンディショナーも、
役割は同じカテゴリーなんじゃないでしょうか。
髪をきれいに見せるためのもので、地肌や髪を健康にするものではない。
そこをごっちゃにして、「すこやかな髪に」なんてＣＭみると、なんだかなあ、と思います。


シャンプーだけでなく、シリコンや界面活性剤の塊の、
ファンデーションやクレンジング、ケミカル満載のクリーム類などを使わずにいたら、
どうしようもないクセ毛だった髪も、年齢からするととても健康と
美容師さんに褒められる髪になったし、もともと悩みが少なかった肌は、
年齢を重ねてもファンデーションいらずの肌を保てています。


お手入れに関して具体的に書くと長くなるので、割愛しますが、質問者さんの、
「絡んだらもっと髪が痛むのでは？」という疑問には、
質の良いオイル類や櫛などを工夫して使えば、ケミカルなヘアケア剤にたよらなくても、
パサツキによる絡みはなくなりますよ。


長々とすみません。
全部ノンシリコン派の意見でした。
何かの参考になれば幸いです☆