我が家は平家を持っていて貸家にしています。祖父母が昔から管理をしている、昔ながらの木造のいい風合いを醸し出している平家です。

私が小さい頃から住んでいる方々もずっと同じで、顔なじみがあります。

私は離れて暮らす母と交代で祖父母の家を訪れ、家事や祖父母の世話をしています。先日家に帰ると家の駐車場(15台は置ける)に見慣れない車が沢山駐まっていました。それもいかにも若者が乗っているファンシーな車。私専用のスペースにも。

祖父母に訳を聞くと、生活保護のおばあさんが以前住んでおりましたが、生活保護の為家賃を払ってもらえず、区役所に申請すれば区からお金を受け取れたそうなんですが、祖父母は足腰が弱く、とてもいけそうにないため申請を諦めていたそうです。

そして最近になってどうやら生活保護のおばあさんは今は住んでいないらしく、孫らしい20代後半の女の子が住んでいるということでした。車も勝手に駐めていて、本当によく友人を連れてきてはわいわいしているそうです。

祖父母も頑張って何度か家賃を払うようにとお願いに行ったそうですが、いつも居留守を使われるそうです。うちはガスなどのユティリティも家賃込みらしく(祖父母はとても面倒くさがり)、つまり一切払ってもらえていません。

また、保証会社や不動産などと提携している物件ではないです。祖父母が昔から顔なじみのある信用できる知人にだけ貸していた貸家みたいで。

こないだ、私が車を駐めてすぐ、一台の車が入ってきて、「ここの駐車場は〇〇さんの私有地ですよ。勝手に駐めたらダメですよー」と言ってきました。その車は度々私のスペースに駐まっていた車でした。50代くらいの女性でした。

私は「はい、承知しておりますよ。〇〇の孫です。ここは私の専用スペースです。」と言うと、そうですかと会釈してそそくさと、例の孫がいる部屋に入っていきました。

あ、例の孫娘のお母さんだな、と気付きました。

憤りを覚えました。
わかってて勝手に駐めてるんだ。わかっててわざと家賃払わないんだ、と。

祖父母にも話をしましたが、車や扉に書き置きをしても連絡がない、いつ行ってもいないし、向かうのがしんどい、と半ば諦め、泣き寝入り覚悟な感じでした。

生活保護のおばあさんは私の祖母の古き良き友人のようでしたが、もちろんご親戚関係の連絡先を知りません。強制退去は労力もお金もかかるし、ご近所さんにみっともない、と考えているみたいです。

私の両親にも話をしましたが、私らには関係ない、という感じです。母は世話をしに行ってはいますが、祖父母との関係はよくありませんし、父は訳あって絶縁状態です。

私はその立場にないことをちゃんとわかっていますが、大家が年老いていて、それも体の不自由なのをいいことに、我が物顔で利用するその人達が心から許せません。

何かいい方法はないのでしょうか。