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今売られている化粧品は、健康な肌の人は安心して使っても大丈夫かもしれません。主さんは、そこまで分析して心配するのが理解できないということでしょうか。

確かに今の技術では、そこまで肌への害があるものはないでしょう。

それでも特に敏感肌の方は合成界面活性剤やパラベン等の入っている化粧品を使うと肌荒れを起こしてしまう人もいます。

こういう人達は＜自分のために＞成分分析をやっています。特定の成分が入っていると肌が荒れてしまうからです。主さんのおっしゃるように、これが全ての人に当てはまるという訳ではないです。しかしこういった分析された口コミは、同じ敏感肌の方に役立っていると思います。

また、毒性判定の本を信じているから分析している人もいるでしょう。
毒性判定の本は、合成界面活性剤に否定的です。
これはもう自分が゛何を信じているか゛次第の問題だと思います。

私も合成界面活性剤が入っているから使いたくないというタイプです。

例えば石鹸について例をあげます。

天然の界面活性剤と合成界面活性剤、両者ともにどんなに良く洗い流しても、皮膚に成分が残ってしまいます。

その残ったものはどうなるのか。

天然の界面活性剤の場合常在菌がエサとして食べてくれるので自然に分解されます。

一方で合成界面活性剤は洗浄力が強いので、肌に必要な皮脂、常在菌まで洗い流してしまいます。また、肌に残ったものを常在菌は食べてくれません。

皮脂も常在菌も健康な肌には欠かせない存在です。私は上記の理由で合成界面活性剤は避けています。

単に合成界面活性剤だから駄目と言うわけではないけれど、かといって口コミにはいちいち理由まで書けません。

また合成ポリマー等の入っている落ちにくいファンデーションは、合成界面活性剤じゃないと落ちません。ですから使っている化粧品によって、合成界面活性剤を使った方が良い場合もあります。
そして、私は一から作るから必要な合成された物を添付されている訳ではないと思います。合成物の方が安価に大量生産できるからです。また肌に必要というより単に使い心地を良くするために添付されている物もあります。

結局、成分分析も決定的なものではなく、それぞれの体質と使っている化粧品によりけりです。

ですが分析をする人は自分の信念を持ってやっていることですし、他者に役立っていることもあるので、主さんは見てもスルーすれば良いかと思います。