ゑリ子さん、こんにちは。

リップスティックが軟らかくなってしまったとの事ですね。
これは油分の酸化など、品質的に変化が生じてしまっている可能性が大です。
もしくは、例えば車の中など高い温度のところに一度保管（または持ち歩き）してしまって、元の状態に戻らなくなったかのどちらかです。

もしも前者であれば、使い続けると唇にカブレや色素沈着を起す可能性もありますが、後者が原因であれば状態が違うだけで使用に差し支えはありません。
ただ、元のスティックの形に戻すのは"型"が必要ですので、一般の方では不可能ですね。

使えるかどうかの判断もでき、なおかつ使えるようなら再生する方法があります。

まず小さな軟膏容器（１００均でも手に入ります）を用意します。
次に爪楊枝か竹串を使って崩れたリップをほじくり、軟膏容器に移します。
次に水が入らないようにしっかりとフタをし、熱湯にドブンと入れて温めて溶かします。
十分に中身が熱くなったようなら、火傷しないようにそれを取り出し、すぐに今度は冷蔵庫にそれを入れて急冷します。
３０分程度経ったらそれを取り出して、今度は時間をかけて室温に戻します。
５～６時間後にフタを開けて中身を確認し、元のリップスティックのように固くなっていたら、その中身は変質していない事になりますので、そのままご使用下さい。
でも、それでも軟らかくなっているようなら、そのリップはやはり変質してしまっていますので、処分して下さい。

こんな方法で活用されてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、こういったワックスで固めたタイプの商品は、一度高温になって溶けると、急冷しないと元通りの状態に戻らないので、保管には注意して下さいね。
参考にしてみて下さい。