見ているといろんな意見があるようですが、私は通常の方の落ち込んだ状態と鬱の方の落ち込んだ状態では全く意味が違うと考えています。

学術的にというか医者などが客観的に見られる「うつ状態」、これはどんな人でも起こりうる状態で医者が「うつ病的」と見るのも一定水準より下に落ち込んだ状態と言えるでしょうが、実際にうつ病の人が「落ち込んだ」状態はその水準のさらにはるか下の水準に落ち込むことを指すと思います。

気持ちを数値化して話を説明したいと思いますが、
うつ状態に入る水準が０であるとするならば、通常の方の状態は１０くらいと考えます。通常の人が落ち込んだ場合悪くても０かマイナスの５や１０くらいだとしましょう。
うつの人は通常の割と調子がいい時でもすでにマイナスの水準な上、落ち込むと一気に１００は落ちると考えてください。
人によってそこはかなりばらつきがあって、うつの方だからといってマイナス５０かもしれないしマイナス１０００かもしれないしわからないけど、自分自身でも「こんなに落ちるはずではなかったのに」とか「私今どこにいるんだっけ」とか「ここからどうやって這い上がればいいのかわからない」とか思うレベルです。いや、這い上がる気を失せさせるくらいですから死を選ぶ人も出てきておかしくないでしょう。
それがしかも自分でも「些細なこと」で起こりやすいのです。

通常の方が美味しいものを食べたり、人に相談したり、ちょっと買い物でうさ晴らししたりで良くなる（気持ちが上向きになる）のに対し、うつの人はそれらでは一向に前向きになったりしません。薬を飲み続けてもそうした気持ちの落ち込みから回復するには難しいのです。
薬も人によって効く効かないがかなりばらつきがあり、私の場合は効果があまり実感できる方ではありませんでした。
なので時間をかけてうつであることに耐えているくらいしかできなかったと言えるでしょう。（実際何年かかったものやら）
うつになると仕事なんてできるわけがないんです。そんな余裕がない。あり得ない。

うつになったかなってないかで悩む方もいるでしょうが、それは多分まだ「うつ状態」を経験したのであってあまり重い方の鬱とは言われないくらいでしょう。
重いうつだったら自分も他人もすぐ判断つきますからね。

（まくしたてるように喋ってすみません。汗）

復活の秘訣は私の場合は今では、美味しいものを食べたり、外に出て空気を吸うとか落ち着く音楽を聴くとか普通になりました。
あめんぼ♂さんもちょっとの工夫で前向きになってできれば楽しく生きていってくださることを祈っております。
長文失礼いたしました。