情報の協力
亀レスですいません。

阪神大震災の体験者の方ができることは情報の協力だと思います。
現に今回の震災でも、阪神大震災を体験した方が
「これは良かった、悪かった」
「これが必要だった」と伝えてくださることで、必要な物資を送ることができるし、物資を直接現地に個人がどんどん送りつけるようなことがないですよね。

今後はいかにして復興をなしたのか、ということが問題になるかと思います。
人の生き方は様々なので、どのように人生を組み立てていくのか、という情報がほしい人がきっと大勢いらっしゃいます。
こういった場で答えたり、提案したりすることが被災された方の指針になるはずです。

また、災害被害に遭ったことが無い人は、今回の報道をしっかり見て、災害時にどうやって生き延びるのか、学んでおくことが必要じゃないでしょうか。
家族が一人見つからないために避難所で暮らしている方を見ると、自分自身が震災で死んでしまわないことも震災協力のあり方だと思いました。

日本はプレートの上にのっかっている不安定な国で、いつどこで災害がおこっても不思議ではない国です。
ここ何十年も地震がなかったので、油断していたと思います。
30年以内に大震災が起こるといわれている箇所がたくさんあります。
阪神大震災に関しては地震の可能性は低いと言われていた地域です。

ある避難所では灯油がないから、と、焚き木を拾ってきて暖を取っている姿が映されました。
周囲に燃える物があるのに、ガスと電気がないからと凍死してしまっては軟弱過ぎます。
トイレの水がないから、川から水をくんでくるとか、トイレが使えなくなったら避難所の人たちで穴を掘ってトイレを作る。
焚き木でご飯を炊く。

考えれば当たり前のことだけど、今の生活しか生きる方法を知らなければ、こんな簡単なことが思いつかないかもしれません。

何も無いときは知識と知恵しか財産はないから、経験がある方は情報の提供を。