irokuzu.小絵です。
ご丁寧にご返信いただきありがとうございます！
ご連絡する術がないのでこちらにお返事させていただきますね。

＜最初の診断はドレープを20枚当てて、1st秋2nd冬と診断されました。

■シーズンを見極めるための「テストドレープ」という色布があります。
irokuzu.では、春夏秋冬それぞれ6色に、金銀を足した合計26色でまずお似合いの色の特徴を分析してお似合いのシーズンを導きます。
この時点で、例えば「1番お似合いなのはautumnだけど、2番目にwinterも悪くない」ということもよくあります。
(そう分析するにも、きちんと理由があります)

色彩は、色み・明るさ・鮮やかさ・濁り感など色を構成する様々な要素が微妙に異なる特徴を持ちますが、パーソナルカラーのシーズンを見極めるテストドレープには特徴に偏りがあり、見極めきれない部分が沢山あるため、テストドレープだけでシーズンを決めてしまうのは少々雑に感じます。

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■例えば、テストドレープで1番お似合いと判断したautumnのグループの約30色。
悪くない色もあったwinterのグループの約30色。
※明らかに苦手な特徴のものは省いて診断…など細かい手順は省略します

こちらのドレープをお顔周りに当て
●どのくらいの青み成分を含む色
●どのくらいの黄み成分を含む色
●どのくらいの明るさ・暗さ
●どのくらいの発色の弱さ・鮮やかさ
●どのくらいの透明感・濁り感
がお似合いか、またどの範囲までお似合いかなどを細かく見極めきることが出来れば、たいていどちらか一択の結果になり、曖昧なだけの2ndを出す必要はありません(irokuzu.の場合)。

【ドレープ20色当てただけで1st、2ndの結果を出された】として、カラーリストから納得出来る説明をして貰っていないのなら、見極めきれていない可能性があるのではないかと感じます。

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＜2度目はオンライン診断でしたが、120枚のドレープで診断したと聞いております。
「サマーの色を反射させた時に、お肌に透明感が出たのがサマーの色でした。
オータムの色は、さらに黄みが増してしまいお肌にくすみが出てきたので、勿体ないです。正しく診断するには、似合う色は反射をみるので、いただいた画像にドレープ（色の布）をあて、ちゃんと反射させて診ています。」との事でした。

■私たちの姿は物体(立体)です。
そこに当たる光のエネルギーの刺激が視覚から大脳へ伝わり、色を感知しています。

パーソナルカラー診断も、物体に当たる光の作用を用い、反射・吸収(・透過)などの反応から「色」を感じて見極めるものです。

画像は平面ですし、色補正や色再現性などの問題があり、色が実物と同じように視えていない可能性が高いため、オンラインの画面や画像で正しいパーソナルカラー診断は出来ないと考えております。

色彩学や理論を理解されて診断されているカラーリストなら、平面の顔写真や画面にドレープを何枚当てても、「ちゃんと反射」はしないと解るのではないでしょうか。
ということから、そのカラーリストが仰る「正しく診断」も出来ていないのではないかと私は思います。

誰でも、お顔に明るいドレープを当てると、同化現象によりお顔も明るくなります。
その明るさが「似合うといわれる状態」になるか「のっぺり見えるなどの勿体ない状態」になるかをしっかり分析出来ない場合は「明るくて透明感が出て良いですね！」と感覚だけで言われてしまう可能性もあります。

autumnでも、強過ぎる黄み感や、濁りが苦手なautumnさんもいます。
そこを分析出来なければ、黄ぐすみするし、濁りで老けて見えるからautumnではない、と誤診する可能性があります。

詳細は改めてblogに書かせていただきたいと思っています。

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「プロに診断してもらった」という方の、「なぜ？」が多い気がします。
お客さまの「なぜ？」を生まない診断をしてこそ、「プロ」だと私は思います。

※過去2回診断してもらった際の診断結果の詳細やお似合いといわれたドレープの写真などがあれば、どのような分析をしてその結果を導いたのかの想像は出来るかと思います。
信頼出来るカラーリストが見つかったら、それらの資料を見て貰うなどして相談してみても良いかもしれません。
きっとお悩みを解決してくれるはずです。

素敵な出逢いがありますように☆

長文にお付き合いいただきありがとうございました！

irokuzu.小絵より