オイルの酸化しやすさ
きちんと数字を出しますね。

酸化のしやすさは、オイルに含まれる不飽和脂肪酸やビタミンEの含有量など、幾つかの要因で決まります。
一番わかりやすい指標として一般的に使われるのが「ヨウ素価」という指標です。
これが低いと酸化しにくく、長期保存が可能になります＾＾

「アロマセラピーとマッサージのためのキャリアオイル事典」、「油脂化学便覧」、薬師堂パンフレットによると、ヨウ素価が低い（おおむね１００以下）の酸化しにくいオイルは、
・ココナツオイル・セサミオイル・ヘーゼルナッツオイル・マカダミアオイル・ホホバオイル・アボガドオイル・椿油・オリーブオイル・馬油

酸化しやすいオイルの代表であるローズヒップオイルのヨウ素価は約１８３、グレープシードオイルは約１２０。
一方、オリーブオイルは約８５、ホホバオイルがは８０。
馬油は約８０で、管理がきちんとしていれば長期保存が可能なホホバオイルとほぼ同じ数値です。

ただし、高温や直射日光、直接指ですくうなどすると、酸化しやすくなるのはどのオイルも一緒です。
参考にしていただければ幸いです＾＾