ジフェニルジメチコンについて

初めて質問します。

ここのところ、成分に注意して化粧品を選ぶようにしています。ところが、気になる商品の中にシリコーン油のジフェニルジメチコンが入っていて「これが無かったら買うのになあ…」と購入を控えることがたびたびあります。

少し調べてみたら、ジフェニルジメチコンはシリコーンの中でも落としやすいものなのだそうですね。また、「皮膜感無し!」と宣伝している商品の中にも入っていることがあるので、ひょっとしたら、皮膚呼吸を妨げられることはあまりないのでしょうか?

(ここで言う「皮膚呼吸」とは、生物学的に厳密な定義のほうの意味ではなくて、単に、「美容・健康上よい状態に肌を保つこと」という程度の比喩的な意味のほうです)

もし、石鹸洗顔で落ちる程度に落としやすいのであれば、そして、皮膚呼吸を妨げないのであれば、ジフェニルジメチコン入りの商品を買ってもいいかなあと迷っています。

この点で何か御存知のことがあれば、教えていただけるとありがたいです。理論的な解説も実際の体験談も両方大歓迎です。

よろしくお願いします。

ログインして回答してね!

Check!

シオニ

シオニさん

2011/11/26 16:03

こんにちは。
遅いレスですが・・・読んでくださると幸いです。

おそらくシリコンや合成ポリマー自体に害があって、肌に影響を及ぼすことは無いのでしょう。安全性は確かだと思います。
しかしそれは商品に対してのお墨付きで、肌自体に「必要かどうか?」という根本的な部分はおざなりになってるのでしょう。

皮膚炎になった私が個人的に調べた結果、合成ポリマーだけでなく「角質の代わりになるもの」は長期に渡って塗る場合は注意が必要だと感じました。

皮膚は、角質が損傷すると神経伝達物質が感知して速やかに修復を行います。(ターンオーバーとは別です。)
その際、細胞の増産が命令され、下からどんどん新しい細胞が作られます。
未熟なまま表面に達したものがはがれやすい状態となり、見た目が汚く、よく企業がいう「古い角質」となります。(本当は未熟な角質なだけで古いわけではありませんが)

皮剥けは修復の際起こる自然な反応ですが、私たちはこれをなんとかして治めようと保湿します。

しかし、保湿で角質の膜を補強すると、神経伝達物質が損傷をうまく感知せず、修復が速やかに行われなくなるのです。(修復されないわけではないのですが、遅れるのです)
何年もずっと保湿しつづけ、更に効果の高い合成ポリマーを使用すると、肌は修復する機会を逃しつづけます。その上、角質を損傷させる要因の合成界面活性剤を使用し続けると、損傷はどんどん溜まり、ある日肌は悲鳴をあげます。


最近女性に多い、累積性皮膚炎や脂漏性皮膚炎などはこのように保湿によって修復を後回しにした結果だと感じてます。
合成ポリマーは数日肌に残るものもあり、一時的な効果は非常に高いのですが、日々タンパク変性作用(タンパク質の構造を変える)のある合成界面活性剤と併用し続けると、角質を損傷し、あとで思わぬツケが回ってくることもあります。

因みに皮膚は呼吸しないので皮膚呼吸論は美容研究などの人が作った造語ではないでしょうか。しかし排泄はするため、毛穴は塞がないほうが賢明です。

また、私個人の意見では高分子で水溶性のカルボマーあたりは問題ないかな・・と思ってます。

ブランドファンクラブ限定プレゼント

【毎月 1・9・17・24日 開催!】

(応募受付:05/24~05/31)

プレゼントをもっとみる

美容Q&Aコミュニティサービスです。

美容の専門家や@cosmeメンバーさんが
答えてくれるので、あなたの疑問や悩みも
きっとすぐに解決しますよ!

  • 気になる悩みを
    相談したり…
  • 誰かの悩みに
    答えたり…
  • 役立つ質問・回答を
    チェックしたり…
  • 美容の専門家からの回答がつくかも!?