馬油とその他ケアものの関係。。

最近、肌の調子がとても良いです ^^
なのでずっと今のケアでいきたいと思ってるのですが…クチコミを見てると気になることが出てきました ´・ω・`

スキンケアの中で、ここでも人気の『馬油』を使用してるのですが“馬油は吸収が良すぎるので天然素材で防腐剤などが入ってない化粧水等と使っている”とゆうようなコメントを見るのです。
わたしは市販の添加物がたくさん入ってるような化粧水や美容液を使っているので、何かいけないような気がして心配です ;Д;
成分を気にする方ではありませんが、これはもしかして吸収しすぎちゃいけない物達のかも?!と気になってしまいます。
今は平気でも将来どうにかなってしまうのかも…とか考えてしまいます↓↓↓

馬油は気に入ってるのでケアから除外するのはイヤだし、だからといって化粧水とかを変えたくありません…。

ちなみに馬油は洗顔後、化粧水の前に使用するのみです。
フタとして使う場合にだけノンケミカルな物を使用した方が良いということなのでしょうか??

教えてください ><

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2010/2/26 21:03

久しぶりの書き込みになります。
よろしくお願い致します。

今回のemaさんの質問を拝見していて、素朴な疑問ですが大変良いところに着目されたと感じました。
常に疑問を持って意識をしておくことは大変重要な事です。
それは、植物アレルギーや自然毒がある限り、天然の素材や化学合成の素材であっても同様です。

さて、まずご質問の核心についてですが、馬油の構成成分をみていきましょう。

・オレイン酸 36.9%
・パルミチン酸 24.5%
・リノール酸 17.2%
・パルミトレイン酸 9.4%
・ミリスチン酸 3.9%
・ステアリン酸 2.7%
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・リノレン酸 2.3%
・その他 3.1%

この中で、リノレン酸より上の部分は通常の飽和や不飽和の脂肪酸、つまり普通の【油(油脂)】ですから、皮膚内への浸透はなく油膜として皮膚上に残ります。
そして、リノレン酸を含むその他の微量の不飽和脂肪酸が皮膚内への浸透を果たす事になります。
ですので、馬油そのものが浸透しやすいのではなく、その中に含まれた微量の成分が単独で浸透するという事です。
ですから、馬油を手に塗布してその上から水をかけるとはじきます。
一度、試してみて下さいね。

結論としては、馬油そのものはもちろんの事、その後に使用したアイテムは油膜にブロックされて、むしろ浸透性は悪くなります。
ですので、ご心配の件は問題ないと思って良いでしょう。

ただ、最初に書いたように、ここでさらに深く考えて頂きたい事があります。
食の方ではTV等のCMでよく目にするオレイン酸を含めた不飽和脂肪酸の有効性ですが、これはあくまでも体内でのお話であって、皮膚への影響はまた別問題です。
皮脂と同様、酸化されやすい不飽和脂肪酸は皮膚の上では活性酸素の生成を助長し、これはシミ・シワの要因となってまさに老化の一要素です。
さらにリノレン酸など極度に酸化されやすい不飽和脂肪酸が皮膚内部に取り込まれるとなると、本末転倒です。
鉱物油が皮膚内に取り込まれて・・・こうしたお話と全く同じ次元で考えなくてはなりません。
現在、不飽和脂肪酸の皮膚への影響は、資生堂などの大手メーカーや皮膚科をはじめ、臨床試験や実証が進んでいます。

最後に、成分についての本質は、商品を販売しているサイトやチラシからは得られない事にご注意下さい。
どんな商品であっても、結果的に売るための宣伝文句の説明にしか過ぎませんから。

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