70歳の時に30歳に見えた奇跡の女性のマッサージ法
１７０６年に９０歳で亡くなった、ニノン・ド・ランクル婦人は
７０歳の時にどう見ても３０歳にしか見えなかったそうです

ランクル婦人は17世紀のフランスの上流社会を代表する実在の人物で
教養もあり、そのあまりの若さにルイ14世が『我が国の奇跡』と賞賛したそうです
アンジェリクの原作にも登場する彼女は高級娼婦でしたが、非常に教養があり
パトロンとなった男性達は当時の最高の身分の貴族や文人達でした

実際に50歳過ぎても全く老けなかったそうで
最後の恋は何と79歳の時で、ものすごく年下の男性が相手でした
つまりそれだけ若々しく、魅力があったということですね

シワ、シミのない美肌、若々しい表情など、彼女がこれほどまでに
若さを維持できたのは、首筋をマッサージして甲状腺を刺激したためです
甲状腺等を刺激すると、外からだけでなく
内部からも若さや美しさを維持する効果があります

甲状腺は喉の全面にある器官で、ここから甲状腺ホルモンが分泌されます
甲状腺ホルモンの主な働きは体熱を作り出すことですが
同時に肌や髪に潤いを与え女性を美しく輝かせてくれます

近頃の女性に肌トラブルが増えている理由に、
冷暖房設備の普及による甲状腺機能の低下が原因との見方もあります
北国に美肌の女性が多いと言われるのも、
寒さから身を守るために甲状腺機能が高まっているためと考えられるそうです

ランクル婦人の首筋マッサージとして知られている方法は
掌で顔全体と首筋を刺激するという、実に簡単に実践できる方法です
その若さを研究したベンネットという方が、ランクル婦人の美顔法を
分かりやすくまとめて、あるマッサージ法を発表しました。

そのマッサージ方法を紹介しているのが、五十嵐康彦著
『顔のリフレクソロジー美肌術』という美容本です
このランクル婦人のマッサージ法は、中国の導引術やヨガのマッサージ法と
大変良く似ているので、信頼性もあると思います

↓ランクル婦人の首筋マッサージ
http://orange.zero.jp/hoshi.oak/kirei/rankuru/fr-rankuru.htm