香りの不思議
変わってしまった香りが多いとのご意見、わたしも同感です！
それに、人工香料の発達で香りを楽しむことが広まったのは良いのですが、香りの質は下がったように思うのは、わたしだけでしょうか…

不思議なのは、人工香料と天然香料では分析した成分に大差がなくても、違った香りになるんですよね。
食べ物の味もそうですが、人の感覚は時に数値で表せないものも感じ取るのだと思います。

原材料の不足で昔のレシピどうりの配合ができない場合、人工香料に頼るか、ノンブル・ノワールのように廃盤にするか。
旧来のファンをがっかりさせるか、復活を熱望されながら幻の香りとなるか。
悩ましいところですよね。

ノンブル・ノワールは、試香用のボトルはあるんですよね。
久しぶりにあの香りを聞いてみたくなりました（お香じゃないけど、わたしには嗅ぐではなく聞くというイメージです）。