以前BAをしていた時に目薬で有名でビタミンCを売りにした化粧品をたくさん商品化している製薬メーカーの研修に参加したことがありますが、ビタミンC単体では肌に入りにくく、誘導体なるものと結合させることで肌に浸透しやすくしているそうです。その会社が出しているオ○ジはビタミンC誘導体ではなく更に浸透しやすいよう独自に研究したピュアビタミンCが配合されているとのことでした。セミナーで配布された資料には浸透していくメカニズムや使い続けた結果の画像などが掲載されていたし、治験結果のデータなど学術的根拠が無いと商品化する上で認可も下りないし、消費者庁の調査もあるので、私はある程度有名なメーカーが出している化粧品に配合されているビタミンC誘導体には効果はあると思います。ただ、ビタミンCはデリケートで安定しにくい成分ですので、各メーカーの化粧品開発技術や配合濃度等々によって効果に差は出やすいと思います。化粧品は厚労省で効果があると認められ化粧品、もしくは医薬品以外は効果があるとは薬機法上で言えないので、化粧品に分類されるほとんどのスキンケア商品は、効果があるないは個人差があります的なニュアンスになってしまうのでしょうね。またビタミンC誘導体を美白成分として効果があるのか、毛穴引き締め成分として効果があるのか、その化粧品がどちらを売りにしているかによっても変わって来るかなと思います。