マイカ,酸化亜鉛,酸化チタン

こんにちは。いつもchiecoで学ばせていただいています。
47歳普通肌です。

去年春からケミ断ちしました。MIMCのMMUを愛用しています。
ところが昨年夏同じくMIMCのパウダーサンスクリーンUV25を使ったところ、顔中の水分を奪われるような感覚と共に、実際、目の回り口の回りにお婆さんのようなちりめんじわが現れ、恐ろしくなって捨てました。


成分はマイカ,酸化チタン,酸化亜鉛の3つだけ、ととてもシンプル。口コミでもそんな症状がでた方はいません。

また、他の化粧品でマイカ、酸化チタン、酸化亜鉛のどれか1つ或いは2つが含まれたものを使った時にはそんな症状はでませんでした。


ところが、最近他のメーカーのMMUを使って再びすごい乾燥に襲われ成分を見たら例の3点が。(その他の成分もありました)


マイカだけ、酸化チタンだけ、酸化亜鉛だけなら大丈夫なのに、この3点が揃うと乾燥を招くということがあるのでしょうか?


或いはこの3点のうち乾燥を招くはどれかご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけるとうれしいです。

よろしくお願いします。

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2011/9/26 22:04

ミネラルパウダーが抱える問題点
こんばんは。
これまで回答者の皆さんがお書き下さった事のまとめみたいになりますが、ご参考になればと思います。

ミネラルパウダーで水分が奪われた感覚にとらわれ、ちりめんジワで驚かれたとの事。
そしてそれが酸化亜鉛・酸化チタンの影響ではないか、との事ですね。

大変鋭い感性をお持ちで、使ってみた時に感じた感覚は、ずばりその通りです。
一般的なメイクものを日常的にお使いの方でしたらコレはすぐに分かるのですが、最初からミネラル系のこうした商品を使いこんでいると、意外と気がつかないものです。

酸化チタンや酸化チタンだけでなく、マイカやタルク・カオリンなどの粉成分も全て油分・水分を吸着しますので、同じような現象が起きるのは当然の結果です。
ここまで他のご回答者の方々がお書き下さった「収斂作用」というのもこの現象によるもので、水分・油分が吸い取られる事によって起きる収斂現象の表れです。

では、なぜ今までの一般的に市販されているメイクものにそれが出ないかというと、これが「表面処理技術」(コーティングや表面被覆とも言います)です。
主にシリカやアルミナ・シリコンなどが表面被覆に使われますが、これによって粉の内部に水分や油分が入り込んで吸わないようにし、お肌が乾燥にさらされないようにしている技術です。

ですので、大手ブランドを含め一般的なコスメブランドのメイクに使われる酸化チタン・酸化亜鉛、そして最近はマイカなどもこうした技術が使われるのが普通です。

このケミカルな表面処理を嫌うがためにミネラルパウダー商品を使う方も多いのですが、こうしたデメリットがある事を知った上で使わねばなりませんね。

わざわざ費用をかけてまでこんな事をしなくてなんの問題もないのなら、大手さんもそのままの酸化チタン・酸化亜鉛を使いますね。
そのまんまの方が、何倍もコストは安く済むのですから。
わざわざ金をかけ、消費者の皆さんに嫌われるような事をする化粧品会社などありません。

それとちょっと難しい事を最後に書きますと、酸化チタンを表面被覆するのにはもうひとつ理由があり、酸化チタンは触媒作用が強いため、紫外線や空気によって製剤成分やお肌が急速に酸化されてしまう可能性があるからです。
酸化による皮膚の老化促進は、あえて私が書かなくてもよく言われている事ですね。

現在お持ちの大変鋭い感性、大切にされて下さい。

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