エルセーヴ ダメージケアPROEX クイックオイル リペアトリートメント の成分

エルセーヴ ダメージケアPROEX クイックオイル リペアトリートメント (長くてすみません)を買おうか迷っている者です。


成分に詳しい方、教えてください!!



この商品はどんな成分によって、髪がしっとりしたり、さらさらになったりする効果が出ているのでしょうか?


ロレアル・パリの最新テクノロジーとやらなのか
それともあまり髪には良くないものを大量に使用して効果をだしているのか。


私がこの商品の成分を見ていると
シリコンはあまり入ってないみたいです。(^^♪

どなたか、成分に詳しい方教えてください!!

よろしくお願いします!

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2011/10/21 16:16

続きになります
長くなって申し訳ないです・・・;
続きです。

ここで、髪を守るヘアケアの理論について少し書いておきます。
髪はもともと死んだケラチンですので、例えば物理的に傷んでしまった髪が皮膚のように内部から自分で修復する機能はありません。
つまり、「いくら頑張っても、良くなる事はない」という事をしっかりと認識しないといけません。

となると、髪のケアで何をしなければならないかというと、以下の2点です。

1.髪にケラチンと類似した成分をくっつけてあげて、疑似的に元通りになったように処置する。(ただし死んでいる組織なので、絶対に細胞として同化する事はありません。)

皮膚で分かりやすく言うと、お顔以外の皮膚を切り取ってきて接着剤でお顔の気になるところに貼りつける、という感じですね。
これがいわゆる成分で言うと、アミノ酸やペプチド(PPT)の補充という方法です。

2.今以上傷まないように、外部からの物理的損傷を防ぐために髪の表面をコーティングしておく。
また、キューティクルの傷んだ・はがれたところからはさらに内部のアミノ酸などが水洗いなどで溶け出しますので、損傷が進まないよう保護する。

これがシリコンや合成ポリマーの役目で、ブラッシングやドライヤーなど外部からの攻撃でキューティクルが壊れたりはがれたりするのを守ります。

という事で、今市場のヘアケア製品の多くはこの理論を元に処方されています。
お顔などの皮膚と違って死んだ細胞組織という事で、どういったケアが必要かの理論が見えてくると思います。

ただ、今後の課題としてキーポイントになるのは、上で書かせて頂いた『+イオンを利用した髪のコーティング素材(カチオン界面活性剤)』でしょうか。
これは数十年前のリンスの頃から応用されてきた技術で、市場のほぼ全てのリンス・コンディショナーに利用されていますが、カチオン性素材というのは死んだ組織の髪にとってはメリットですが、生きている皮膚にとってはデメリット面があります。
頭皮や髪に触る額などがカユくなったりカブれたりの現象は、ほとんどがこのカチオン活性剤によるものです。

私としては、この『カチオン界面活性剤』を使っていないコンディショナーがあれば、それをイチオシしたいところです。
ただし、大手ブランドの技術をみてもまだ存在しませんし、みつかったとしてもそれは単にギトギトのヘアオイルだけだったりと、髪にとって良いケアとはとても思えないのが現状ですね。

コンディショナーのメイン成分として新しい素材の開発が待たれるところですが、おそらくこうした最先端素材が開発されるのはやはり大手ブランドさんから・・・という事になるでしょうね。

長々と、本当に失礼致しました。
xoxoLilyさんの良いケア法の参考になれば幸いです。

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