フラーレンアイ・ティー・オーAPPFローション
こんにちは。

現在、ある事情で、ビタミンＣ誘導体について勉強させていただいております。
質問主様が挙げていらっしゃる「フラーレンアイ・ティー・オーAPPFローション 」ですが、早速拝見させていただきました。


【ドクターズコスメとアイティーオーのどちらが良いか】

掲載されていらっしゃるＩ．Ｔ．Ｏが、「フラーレンアイ・ティー・オーAPPFローション」だと仮定してお答えします。

まず、このアイテムも、いわゆる「ドクターズ・コスメ」であると思われます。また、配合されている成分も「パルミチン酸アルコルビン酸３Na」ということですから、この点に限れば、他のドクターズアイテムと相違点はないと考えられます。
ただし、このアイテムは、「フラーレン」を配合しているという記載があります。（ＡＰＰＦの「Ｆ」は、その意味かと）
ＡＰＰの配合濃度は、その安定性を考慮して1％（水性）～3％（クリーム）の範囲内であろう、という貴重な考察情報をいただきました（※）ので、各アイテムともその範囲で配合されていると推測されます。
このあたりが、選択の基準となるでしょう。

※やっつん☆様、ありがとうございました。


【ＡＰＰとフラーレンの考察】
フラーレン自身には、抗酸化力があることが実証済みで、ビタミンＣやＥと同様な抗酸化成分としてコスメにも配合されています。
ただ、研究において、ＡＰＰにフラーレンを取り込ませた脂質包摂体の製造がなされており、ＡＰＰ自身の安定性を高めたとの報告もあります。
こちらは研究段階のナノテクに属しますので、フラーレンアイ・ティー・オーAPPFローションにおいては、当然採用されていないでしょう。
今後のＡＰＰ包摂体に期待したいところです。