美容液にジメチコン
こんにちは
気になる美容液があったのですが、成分を調べたら
ジメチコン、ポリシリコーン-11、ジメチコンコポリオール
などシリコン、ポリマー?が何種類か入っていました
ジメチコンてシャンプーなどに入っているシリコンですよね…?
普段はそんなに成分などは気にしていないのですが、ヘアケアだけはノンシリコンにしています…
なので気になってしまって(>_<)
化粧下地などに入っているのなら、クレンジングで一日の終わりに落とせるため気になりませんが、基礎化粧に入っているのはどうなんだろう?と思いました(^^;;
ジメチコンの入った基礎化粧品はやめておいた方がいいのでしょうか?
回答頂けると幸いです

気になる美容液があったのですが、成分を調べたら
ジメチコン、ポリシリコーン-11、ジメチコンコポリオール
などシリコン、ポリマー?が何種類か入っていました
ジメチコンてシャンプーなどに入っているシリコンですよね…?
普段はそんなに成分などは気にしていないのですが、ヘアケアだけはノンシリコンにしています…
なので気になってしまって(>_<)
化粧下地などに入っているのなら、クレンジングで一日の終わりに落とせるため気になりませんが、基礎化粧に入っているのはどうなんだろう?と思いました(^^;;
ジメチコンの入った基礎化粧品はやめておいた方がいいのでしょうか?
回答頂けると幸いです

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2012/1/8 21:19
シリコンが使われる理由
こんにちは。
再投稿失礼致します。
「楽しければOK」・「楽しくないから良くない」といった、全く矛先を逸らしたお話には触れるつもりはございませんので、必要なところだけレスさせて頂きますね。
何度も申し上げますが、「使用感や好き嫌い」といった主観的なお話と、「お肌に悪い・良くない」、といったお話を同じ列で並べないで下さい。
「皮膚や髪に良くない」は主観の問題ではありませんし、読まれている方への警鐘になる事をきちんと理解しましょうよ。
専門家だろうがなかろうが、その上で書くのなら責任を持って根拠を示すのが社会の原則です。
そして大人なのですから、それはワールドワイドな場で発信する影響力も。
本題です。
>ご質問者様
良い補足をして下さったと思います。
それなら主観のないお答えが得られるのではないでしょうか。
・スキンケアの方にもシリコンは必要なのか
先の方がシリコンの機能をご説明下さった点も含め、以下の機能を果たすためです。
1.お肌を外気の不安要素から保護する
水分はもちろん、普通の油脂はゆっくりと角質層内に浸透していきますので、長時間の保護機能にはなりません。
2.表面テクスチュアの改善
ツルっとしたテクスチュアやスベリ・滑らかさを与える目的です。
全く髪やお肌に浸透しないというシリコンの特質を活かし、お肌表面のテクスチュアを改善します。
以上ですが、他の油分などではお肌に浸透して酸化やアレルギー・刺激といった影響を及ぼす可能性があるので、肌リスクを全くゼロにできるのがシリコンの利点です。
これは、無機化合物と有機化合物の違いによるものです。
反面、無機化合物ゆえにお肌への有効性は全くありません。
・シリコンが入っているとどんな効果があるのか
上のお答えに加え、その他に皮膚に薄い膜を作る事で皮膚内の水分が逃げるのを防ぐ効果を有しています。
通常の油分は浸透するために水分蒸散を防ぐ効果は薄いですが、シリコンは皮膚内に全く浸透しないために、持続性があるのが利点です。
つまりシリコンは、自分が水分を集めてくるのではなく、皮膚内の水分を守る「水分保持効果」での保湿効果です。
・シリコンて毛穴に詰まったりしないの?
シリコンのもっともデメリットは、ここにありますね。
シリコンは水にも油にも溶けない特殊な成分ですから、皮膚や髪に残留しやすい成分です。
そのため、髪の場合は美容室で特殊なシャンプーを使わないと落ちず、パーマがかかりにくくなるといった弊害がありました。
そのため、洗い方が悪い・落ちの良くないシャンプーだと残留して蓄積する、といった事が言われるようになったわけです。
もちろんそれは、お肌の場合も同じ事です。
という事で、ご質問者様の疑問は当然だと思いますね。
では、これは本当に今もその通りなのでしょうか?
いえいえ、こうした問題点は当然私達もよく理解していますから、知らんふりしている訳もありません。
これを解決する手段として、「製剤面」と「シリコンの化学構造の修飾」が取り入れられており、蓄積したり残されたりしないように、処方に工夫が凝らされています。
これが、単純に成分名だけでは見えてこない「製剤の妙」です。
例えば「シクロメチコン」というシリコンは、水よりも1.5~2倍程度の速度で揮発するもので、時間とともに蒸発してしまいます。
他に、化学的に他の分子をくっつける事で、普通の油よりかは落ちにくいが、シャンプーや石鹸程度の洗浄で落ちてしまう中間的な性質のシリコンなども開発され、頻繁に使われています。
以上ですが、とはいえ全ての商品が髪やお肌に全く残らないとは言えないと思います。
中には処方技術力の未熟なメーカーさんの商品もあるでしょうし、日焼止め・メイクものなどは落ちてしまっては意味がありませんので、もともと落ちないように作られています。
この場合は、オイルクレンジングなどで落とさなければ毛穴に残る事になってしまい、私も良いとは絶対に思いません。
(そのため、クレンジングの機能に関しては拘りを持ちます。)
という事で、シリコンと一言で言っても使われ方や商品、さらには新しいシリコンなのかどうか等によって、おすすめできる場合・できない場合があると考えて良い思います。
ご質問者様やご覧の皆様の中に、明らかにシリコンが原因でトラブルが起きたという方がおられたとしたら、それはまさに「その商品(メーカー)の処方技術が未熟。」と考えて良いと思います。
何よりシリコンの利点は、「皮膚内に決して入り込まず、生体に影響を及ぼさず安全である事」に尽きるからです。
お答えになれば幸いです。
こんにちは。
再投稿失礼致します。
「楽しければOK」・「楽しくないから良くない」といった、全く矛先を逸らしたお話には触れるつもりはございませんので、必要なところだけレスさせて頂きますね。
何度も申し上げますが、「使用感や好き嫌い」といった主観的なお話と、「お肌に悪い・良くない」、といったお話を同じ列で並べないで下さい。
「皮膚や髪に良くない」は主観の問題ではありませんし、読まれている方への警鐘になる事をきちんと理解しましょうよ。
専門家だろうがなかろうが、その上で書くのなら責任を持って根拠を示すのが社会の原則です。
そして大人なのですから、それはワールドワイドな場で発信する影響力も。
本題です。
>ご質問者様
良い補足をして下さったと思います。
それなら主観のないお答えが得られるのではないでしょうか。
・スキンケアの方にもシリコンは必要なのか
先の方がシリコンの機能をご説明下さった点も含め、以下の機能を果たすためです。
1.お肌を外気の不安要素から保護する
水分はもちろん、普通の油脂はゆっくりと角質層内に浸透していきますので、長時間の保護機能にはなりません。
2.表面テクスチュアの改善
ツルっとしたテクスチュアやスベリ・滑らかさを与える目的です。
全く髪やお肌に浸透しないというシリコンの特質を活かし、お肌表面のテクスチュアを改善します。
以上ですが、他の油分などではお肌に浸透して酸化やアレルギー・刺激といった影響を及ぼす可能性があるので、肌リスクを全くゼロにできるのがシリコンの利点です。
これは、無機化合物と有機化合物の違いによるものです。
反面、無機化合物ゆえにお肌への有効性は全くありません。
・シリコンが入っているとどんな効果があるのか
上のお答えに加え、その他に皮膚に薄い膜を作る事で皮膚内の水分が逃げるのを防ぐ効果を有しています。
通常の油分は浸透するために水分蒸散を防ぐ効果は薄いですが、シリコンは皮膚内に全く浸透しないために、持続性があるのが利点です。
つまりシリコンは、自分が水分を集めてくるのではなく、皮膚内の水分を守る「水分保持効果」での保湿効果です。
・シリコンて毛穴に詰まったりしないの?
シリコンのもっともデメリットは、ここにありますね。
シリコンは水にも油にも溶けない特殊な成分ですから、皮膚や髪に残留しやすい成分です。
そのため、髪の場合は美容室で特殊なシャンプーを使わないと落ちず、パーマがかかりにくくなるといった弊害がありました。
そのため、洗い方が悪い・落ちの良くないシャンプーだと残留して蓄積する、といった事が言われるようになったわけです。
もちろんそれは、お肌の場合も同じ事です。
という事で、ご質問者様の疑問は当然だと思いますね。
では、これは本当に今もその通りなのでしょうか?
いえいえ、こうした問題点は当然私達もよく理解していますから、知らんふりしている訳もありません。
これを解決する手段として、「製剤面」と「シリコンの化学構造の修飾」が取り入れられており、蓄積したり残されたりしないように、処方に工夫が凝らされています。
これが、単純に成分名だけでは見えてこない「製剤の妙」です。
例えば「シクロメチコン」というシリコンは、水よりも1.5~2倍程度の速度で揮発するもので、時間とともに蒸発してしまいます。
他に、化学的に他の分子をくっつける事で、普通の油よりかは落ちにくいが、シャンプーや石鹸程度の洗浄で落ちてしまう中間的な性質のシリコンなども開発され、頻繁に使われています。
以上ですが、とはいえ全ての商品が髪やお肌に全く残らないとは言えないと思います。
中には処方技術力の未熟なメーカーさんの商品もあるでしょうし、日焼止め・メイクものなどは落ちてしまっては意味がありませんので、もともと落ちないように作られています。
この場合は、オイルクレンジングなどで落とさなければ毛穴に残る事になってしまい、私も良いとは絶対に思いません。
(そのため、クレンジングの機能に関しては拘りを持ちます。)
という事で、シリコンと一言で言っても使われ方や商品、さらには新しいシリコンなのかどうか等によって、おすすめできる場合・できない場合があると考えて良い思います。
ご質問者様やご覧の皆様の中に、明らかにシリコンが原因でトラブルが起きたという方がおられたとしたら、それはまさに「その商品(メーカー)の処方技術が未熟。」と考えて良いと思います。
何よりシリコンの利点は、「皮膚内に決して入り込まず、生体に影響を及ぼさず安全である事」に尽きるからです。
お答えになれば幸いです。
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