ストレスや疲れがたまっていませんか？
冷え性をかかえる女性はとても多いでしょうが、
特に、氷のように冷たく感じるのが、自律神経からくる冷えの特徴。

「手足は冷えているのに、顔だけは ほてり を感じる」というように、
冷えとほてりの両方を感じる「冷えのぼせ」が起きることもあります。

これは、自律神経が乱れて、血液の循環が悪くなることが原因で、
月経痛の激しい女性、不妊症、更年期の女性に多い症状です。
顔のほてり や 冷え は、内分泌系（ホルモン）の乱れが原因とも
考えられていますが、自律神経の乱れも大きな原因の１つです。

ストレスをうけると、交感神経が緊張します。
交感神経は筋肉を固くするので血液の循環が悪くなって、ほてりや冷え性になるのです

ストレスが多く、交感神経ばかりはたらいてしまい、
筋肉がかたくなって血流が悪くなるのが、顔のほてりや冷えの原因。

顔のほてりや冷えを解消するには、筋肉をゆるめることが大切です。
筋肉をゆるめれば全身の流れがよくなって、ほてりや冷え性の解消にプラスになります。

顔のほてりや冷えの解消はもちろん、体をゆるめることは不調の解消にとても大切。
毎日の生活の中で、体をゆるめるよう心がけてください

顔のほてり、赤ら顔を治す方法です。基本は佐伯チズさんの「温ケア」と「冷ケア」を行います。

用意するもの：フェイスタオル2本

１、1本のタオルを水でぬらし軽くしぼって電子レンジに1分ほど入れます

２、 やけどしない程度の熱さのタオルを1分～1分半程度、タオルが冷たくなるまで顔にのせます

３、 顔の筋肉がリラックスしたところで、手のひらを使ってゆっくり顔全体を押さえます

４、 ひたい、あご、ほほ、首、首のまわりなどを押さえていきます

５、 耳を上、横、耳たぶを下へとひっぱって刺激します

６、耳の中には体にいいツツボがたくさんあるので、耳の中もよく押さえます
７、手のひらでさらにひたい、あご、ほほ、首、首のまわりなどを押さえていきます

８、 もう1本のタオルを常温(水道の水でOK)で絞り1分ほど顔にのせ、その上から押さえる

９、 ３～７を繰り返す

これだけですが、顔の筋肉がリラックスし、血液の循環がよくなって、冷え性や低血圧の人にとっても効果のあるマッサージケアですよ。

★自律神経とは血管、リンパ腺、内臓など自分の意思とは無関係に働く組織に分布する神経系のこと
★交感神経は代謝、消化などの生命活動を活発にする働きをし、副交感神経は交感神経とは全く逆の働きをする