使い方いろいろ
精製水とは精製された不純物のない水です。ドラッグストア・薬局のコンタクト用品売り場にあり、だいたい500ml・100円弱で買えると思います。「コンタクト用」と書いてある場合もありますが、問題なく使えます。「日本薬局方」と書いてあるほうが気分的に安心できるような。

溶解剤なだけあって、肌への浸透がよく、また水なので肌荒れの心配もなく安心です。浄水器を通した水、ミネラルウォーターもいいですが、やはり肌へのなじみは精製水が一番です。

使い方はいろいろ、アイディアがいっぱいです。
・プレ化粧水に
　化粧水の前のプレ化粧水としてパッティングすると、その後の化粧水の吸い込みがよくなったり時間がたってもモチモチ感が持続したりするという報告があります。溶解度の高い水なので肌にぐんぐん水が吸い込まれます。
・コットンパックに
コットンに精製水を浸して乾燥予防
・洗顔後の水道水の残留塩素の拭き取りに、もしくはクレンジングの拭き取りに。
これをやっている方が多いようです。洗顔した後は素早くコットンに精製水を取り、さっとひとなで。クレンジングの拭き取り化粧水は合う合わないがありますが、水なら安心。いまいちすっきりしない人は、最後だけ拭き取り化粧水を使うとかすればOK。
・イオンスチーマーに。
イオンスチーマーの発売元・ナショナルさんも精製水利用を推奨しています
水道水だとタンク内に水あかがたまったりすることもあるそうですが、精製水ならたまりません。
・刺激の強い化粧水に混ぜて薄めて使う
肌につけるとピリピリするような刺激の強い化粧水、肌に合わないからといって捨てる前に精製水で薄めて使ってみてください。直接瓶に入れても構わないし（その場合、開封直後の精製水で）手のひらの上やコットンの上で混ぜてみても。薄めることによって使えるようになるかもしれないです。
・手作り化粧水の基材（ベース）に
美肌水をはじめとする手作り化粧水のベースに使えます。
・寝癖直し用スプレーに
市販の寝癖直し用スプレーは結構高いし、かといって水道水じゃ髪がからまる・・・なんてのも精製水なら髪の毛がまとまってくれます。洗髪後タオルドライ後にスプレーしてもOK。匂いが欲しければお好みの精油なんかを入れてみても。
・ファンデーションに
重めのリキッドファンデーションを手のひらの上で精製水と混ぜて薄めてから使ってみたり固形でもリキッドでもパフを精製水で塗らしてから付けてみると、使いにくいものが使い易くなるかもしれないです。
・ハンドケアに
手洗い後、精製水を手のひらにパッティングしてからハンドクリームで蓋をすると、水分も油分も補給でき、ただハンドクリームを塗るよりいいと思います。
・ボディケアに
よく、ボディミルクなどは身体がぬれているうちに塗れといいますが入浴後はとりあえず顔を手入れしてしまってボディは後回しになってしまうことがあります。そんなときは精製水をスプレーしてから塗れば問題なしです。

注意点は精製水はもちろん殺菌成分など入っていないので開封したら空気中の窒素が溶け込み、それを栄養分に微生物や細菌がつくらしいです。なので、早く使い切ってしまったほうがよいです。だいたい1週間、長くても10日程度で使い切れば問題無しです。
保存は冷蔵庫がベターです。面倒くさければ部屋の日の当たらない、朝夕通して気温があまり変わらない場所においておくといいです。