紫外線とPA値:何が本当?

自分の今までの紫外線対策はこうです

・部屋に居る時は、レースカーテンを閉めた部屋で過ごし
 近くにで買い物する時は、SPF30 PA++のニベアに、お粉のみ
・平日は先週からSPF37 PA+++のリキッドファンデと、
 パウダーファンデーション(SPF15)を使用中。

しみやシワの原因になるPA値は、登山や、ゴルフ、海のような
強い紫外線を、長時間浴びるシチュエーションを除けば
+2つで良いと考えていました。

でも一部クチコミや美容雑誌では、高いSPFとPA値の商品が
日焼け止めとして、評価されているように見受けられます。

私の見聞き(皮膚科医含む)した知識上、日常生活の範囲なら
SPF値は35前後・PAは++に、日傘、手袋、UVサングラスをすれば
特に、心配はいらないのでは、と感じています。
逆にSPF50でPA+++だと、それだけ肌に負担がかかると思います。

情報が膨大にある今、春以降に向け何を信じれば正しい
紫外線対策ができるのか、正直判らなくなっています。

ぜひ皆さんの、知識や経験談をお聞かせ頂けませんか?
宜しくお願いいたします。

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さらさら桜

さらさら桜さん

2012/4/3 14:37

私の日焼け止め失敗談
これは私が紫外線対策に関して
トライ&エラーを繰り返している経験を元にお話させて貰います。
ちょうど、美ログ記事の下書きもあったので
他の方の記載と重複すると思いますが
先ずは日焼け止めの働きも一緒にお話させて貰いますね。

**************
【SPF値】肌に赤みや炎症を起す紫外線B波を防ぐ数値です。
SPF1あたり20~25分
SPF20=400分 約6時間
SPF50=1000分 約16時間

簡単に言って紫外線を浴びた時に皮膚が赤くなるまでの時間を
何もつけていない皮膚に比べてどの位遅らせる事が出来るのかという事ですね。

ですが、夏場は汗などで流れてしまった場合には数値通りの効果は得られない為
製品箱の注意書きには日焼け止めの塗り直しを勧めている訳です。

【PA値】肌の奥真皮に達すると言われている紫外線A波を防ぐ値です。
ピンと来ない方も多いと思いますが、日焼け後に肌が黒くなる(サンタン)のは正にA波の働き。
コラーゲンを変化させてシワやたるみの原因になるとも言われています。
「+」表記で3段階の強さがあり、最も高いのは「+++」です。

【塗る量】決められた塗る量は、1平方センチメートルあたり2mm
これは試験法で定められているもので
日焼けを防ぐ効果はこの規定量を塗って測定しているそうです。
色々な表現方法がありますが一般的なのは
・500円玉大
・さくらんぼ2個大

最近では、UV効果のあるミネラルファンデでも
外箱に塗る量が充分でないと紫外線予防の効果が得難いとの注意書きがありますね。

いかがでしょうか?
実際に皆さんが顔に塗られている量より多めだと思いませんか?
肌に2mmの厚さで日焼け止めを塗る必要があるんです。
ぶっちゃけ嫌ですよね、私は抵抗があります。
でも一番肝心で実は一番見落としがちなのが【塗る量】だと思うのです。

まさに私はこの量で失敗しました。
SPF20の日焼け止め乳液を使用していた時と
SPF30の日焼け止めジェルを使用してシミが出来ました。

先にも記載しましたが、実は日焼け止めの効果って
決まり(国際法や試験法)を元に作られています。
にも関らず、この規定量を守れない最も原因と思われるのは
どこにあるだろうと考えました。

簡単に言えば
日焼け止め独特の使用感「テクスチャー」ではないかと思います。

白浮きする、油っぽい、ベタベタする、逆に乾燥する。。
そして紫外線吸収剤の影響が恐い。。等など。
ノンケミカル系の日焼け止めでさえも
このテクスチャーとの戦いだと思っています。

そうした使用感が、決められた量より少なく
着けてしまいたくなる様な気がします。

そして、私も敏感肌ですがランコムの
エクスペールニューロシールド50を愛用しています。
紫外線吸収剤が入っています(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)が
肌荒れは起きていません。
ぶっちゃけ3時間の車の移動の際に
SPF20のノンケミカル系の日焼け止めより
ランコムのエクスペールSPF50では肌は赤くなりませんし乾燥感もないので
日焼け止めとしての効果を実感しやすいものでした。

そうなってくると
余程肌が敏感で紫外線吸収剤が肌荒れの原因と
特定している人は別として、
肌に優しいと言っても低SPFで日焼けしたと感じる人や
日焼け止めの塗り直しに抵抗を感じる、
またはメイクをしている為に日焼け止めの塗り直しが出来ない人
そう思う人は私だけではないと思います。

その結果、高SPFの日焼け止めを使用した際の
少ない量を塗ってしまっていても
ある程度紫外線を予防している感をリアルに感じやすい、
最近の雑誌などの傾向で高SPFにスポットが当たるのは
そうした心理が働いているのではないかなと思います。

長くなりましたが、スキンケア商品では使い方に
各メーカーの推奨方法があります。
また、元々人体の影響を考えた薬事法を含めた決まりが存在します。

その使用方法を守った上で初めて得られる効果がある事を
身を持って知りました。

私はノンケミが理想であっても
ケミカルとも上手に付き合っていく方法を探しています。
日焼け止めだけでなく他のスキンケア商品でも言えますが
ご自身の肌と相談しながらテクスチャーの壁と
上手に付き合う事が大切だと思います。

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