「化粧水が肌に吸い込む」ってどういう意味?

よく口コミで見る「化粧水が肌にぐんぐん吸い込む!」

・・・恥ずかしながら、この意味がよくわかりません(^^;)

メイクやスキンケアは好きです。
まだ学生ですので高価な物は購入出来ませんが、
低価格で肌に合ったものを使用しています。

化粧水はコットンで付けています。
適量をコットンに取り、肌に滑らし、軽くパッティング、
そして両手で顔を包み込み肌になじませています。
・・・この時、「あー化粧水が肌に吸い込んでるなー」と
思わないといけないんでしょうけど、
それがどういう状態なのかいまいち分からず・・・

スキンケアの手順や使ってる物は、
自分の肌にあってるとは思います。
この方法で乾燥を感じる事はほぼありません。

ただ、生理前などの肌が荒れてる時や、
生理後のきれいな状態の時、
BAさんいわく「化粧水の吸収がすごい」という
洗顔料を使用した時もまったく同じ感じなので、
ちょっと面白みがないというか・・・・・(笑)

みなさんはどういう状態の時に、
「化粧水が肌に吸い込む」と感じますか?
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2012/4/11 07:35

肌に吸い込むことはできません
そうですねぇ。。。
肌に吸い込むという感覚。

私が今まで使ってきた化粧水でも感じたことはなかったですね。
でも、コットンの水がなくなるのが早い化粧水の時はそう感じるというかそう思いました。

そもそも皮膚は水分を吸収しません(ここから専門知識が続きます~すみません・・・)

皮膚は、表面の表皮とその下の真皮にわけられます。

表皮は、外からの刺激から守り、体内水分が失われるのを防ぎます。

真皮は、コラーゲンやエラスチンというたんぱく質で皮膚の弾力を保ちます。神経や血管が豊富に分布していて、毛包や汗腺があるところです。

その表皮も真皮も水は通さないんです。
スポンジのような肌だったら長風呂入っただけで人はむくむくのパンパンになってしまいます。


角質という言葉を聞いたことありませんか?
そう、角質は、表皮のさらに一番表面のごくごく薄い層のことです。
この角質層に浸透することは多少はあると考えられます。

角質層というのは、表皮の一番下の基底層で生まれた皮膚の細胞が段々と表面に押し上げられ、表面に達したところのことです。ですのですでに細胞としては役目を終えて垢になるんです。
その元細胞が何層も重なって層になり、元細胞間は細胞間脂質と呼ばれるもので埋められています。
埋められていても多少の隙間もあり、他にも乾燥や刺激、傷で元細胞がめくれるとその隙間が広がったり増えます。その隙間の分子の小さいものなら入ることができるのです。

ですのでそれ以下の層や部位には絶対に絶対に入り込めないんです。

だから化粧水のパケに、「肌の奥まで浸透」と謳っているものは確かにどうかと思うんですよね。

先程私が、コットンの水分が無くなってきているものとそうでないものがあると言いましたが、それはただ単に、コットンと肌から水分が蒸発しているだけなんですよね。
アルコールも含まれていますし揮発性があるんです。

とはいえ、化粧水はただの「水」ではなく、保湿成分や美容成分など他の成分が含まれているわけですから、
化粧水をたっぷりとパッティングすれば、それらの成分は皮膚の表面にしっかり残ります。
また、分子のごく小さい物質は、表皮の角質層、または真皮まで吸収されていく可能性はあります。


これらを踏まえたら、洗顔後は化粧水はササッとつけて、すぐにその上に脂質のもの、すなわちクリームやオイルをしっかりつけて、表皮の角質層から水分が蒸発するのを防ぐことが理にかなっています。

肌の乾燥を防ぐには、「水分を肌の上から足す」んじゃなくて、「体内からの蒸発を防ぐ」ほうが大切ということなんです。

以上から肌が吸収するということは、そういう「気」がしているだけで錯覚に近いと思います。
潤う感じがあるということがその感覚に近いかもしれません。

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