化粧水の浸透
クロスあんよさんが詳しく説明してくださっているので、それに少し補足しますね＾＾

肌の表面には皮脂膜（天然の保湿クリーム）が、肌細胞の間には細胞間脂質（セラミドなど）があって、水分を抱え込んで肌を保湿すると同時に、外から侵入しようとする物質を遮断して肌を守っています。

なので、極少量の水分なら皮脂膜やセラミドと結びついて肌を潤わせるのに役立ちますが、それ以上の水分は弾かれてそのまま蒸発してしまいます。

ただし、化粧水に肌のバリアを壊す成分（合成界面活性剤）が入っていると、化粧水はどんどん浸透していきます。
あるいは、元々肌バリアが壊れている肌質の場合も浸透します。
（洗浄力の強すぎるクレンジングや洗顔料の使用、スクラブやピーリング、コットンパックのやりすぎ、大量の化粧水を入れ込むなどで、皮脂膜やセラミドが落ちて肌がスカスカの状態になっているような場合）

簡単に言えば、化粧水が浸透する＝水分が入りやすい肌は、逆から言えば水分が出やすい＝保湿力のない肌なんです。
ですから、化粧水があまり浸透しないのは肌が健康な証拠です＾＾

ただし、乾燥・紫外線・合わないコスメなどの刺激で角質が厚くなり、肌がゴワゴワしている場合も化粧水は浸透しません。
こういった時は、厚くなっているからとスクラブなどを使ってしまうと、ますます肌が厚くなり、悪循環に陥ります。
原因になっている刺激を取り除くと、自然に肌は正常な状態に戻りますので、もしトピ主さんがこれに当てはまるようでしたら、ケアを見直してくださいね。