近頃の若者の言葉遣いについてどう思いますか?
匿名 さん
近頃の若者の言葉遣いについてどう思いますか?
最近の若者達は、はあけましておめでとうございます、を「あけおめ」と言うのが主流になりましたよね。今年もよろしくお願いします、も「ことよろ」と返すのが主流になってきたと思います。
最近の世の中の流れでは親御さんや先生方が子供と話すときに友達感覚で会話をするのが主流になってきましたが、これは子供たちが大人になって社会に出るときのことを考えたら望ましくないと思いませんか?
しっかりと誰と話しているのかを意識して、相手の顔をしっかりと見ながら話をするのが社会に出た後の一般常識だと思いますがそれができないまま大人になってしまう子供が多いのではないでしょう?
子供たちが正しい言葉遣いができるようにするにはまず身近な大人たちが正しい言葉遣いを使うことが大事なんじゃないでしょうか?
日本語には敬語というものがあるんですから大人は子供たちに正しい、美しい日本語を伝えていくことが責務だと思います。
日本語が育んできた文化をしっかりと社会に出ていく子供世代に伝えることはとても大切なことだと思いませんか??
「あけおめ」や「ことよろ」という言葉しか知らない人が増えてしまったら日本語の素晴らしい文化や情緒が無くなってしまうのではないか大変危惧をしています。
上記の文章は2005年まで26年間、ドラえもん役を担当していた声優・大山のぶ代さんがインタビューでおっしゃっていた内容を簡潔にまとめました。
大山のぶ代さんが演じていた頃のドラえもんでは、大山のぶ代さんや他の声優陣(のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫)が子供たちへ番組を通して正しい言葉遣いを理解して正しい日本語を話してほしいという願いを持ち、その方針を原作者の藤子氏も賛同していました。
そのため、大山さんや他の声優陣ドラえもんのアニメでキャラクターの言葉遣いに関しては相当台本のセリフにも修正や提案をしていたそうです。
ちなみに、大山のぶ代さんは声優交代から1年後に新キャスト陣で公開された「のび太の恐竜2006」を見た後に、感想を問われた際に「よく頑張っていたと思います。ただ、言葉遣いが少し気になりました。」と苦言を呈するコメントを残されたそうです。
大山のぶ代さんは2001年に直腸がんを患い、長期入院・手術をされています。そして入院中にドラえもん役の降板を申し入れて、3年間以上も協議を重ねて、ドラえもん役の降板が認められたという経緯があります。
なお、大山のぶ代さんはインタビューで語られています。以下は引用です。
===================
先日、チャック(親友の黒柳徹子さん)が言うのよ。「私たち、この世界で五十年も前から一緒に仕事してるのよ」って。半世紀ですよ。そのうち、二十六年間は、あの子ドラえもんが占めています。
日本中のどの子どもよりも一番先に作品を観て、笑っては涙し、声入れして、それが生業になる。あぁ、私はなんて幸せ者なのかしらと思い続けて、気づけば二十六年、四半世紀と一年が過ぎていました。
ドラえもんを演じるにあたって、一番こだわったのは「言葉遣い」です。あの子は未来から来た「子守り用猫型ロボット」なんです。お母さんの代わりとして教育する立場のロボットなんだから、人を傷付ける言葉を使うわけが無いと思ったの。「コンニチハ、ボク、ドラえもんです!」の台詞も、初めて会う人に自己紹介するのは当たり前の事と思って、私から提案させて頂きました。こんな調子で最初の十年は台詞直しの繰り返し。だって、敬語や男言葉・女言葉がある国なんだもの。全国の子供たちに美しい日本語を伝えなくっちゃね。
ドラえもんに関わる出演者、製作スタッフとの出会いは宝物です。家族よりも長い時間を共有したのに、揉め事ひとつ起きず、卒業を迎えました。
https://tubhouse.co.jp/blogs/interviews/vol-25-%E5%A4%A7%E5%B1%B1%E3%81%AE%E3%81%B6%E4%BB%A3%E3%81%95%E3%82%93
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2005年まで26年間、しずか役をした声優・野村道子さん(86歳)は、しずか役の降板当時(2005年3月)、「女の子の正しい日本語を伝えたかった。」というコメントを残しています。
近頃の若者の言葉遣いについてどう思いますか?
「あけおめ」や「ことよろ」といった省略した日本語やスラングをどう思いますか?
アニメを通じて、子どもたちに正しい日本語を伝えるという方法についてもどう感じましたか?
※降板当時の年齢
ドラえもん:大山のぶ代 72歳
のび太:小原乃梨子 70歳
しずか:野村道子 67歳
ジャイアン:たてかべ和也 71歳
スネ夫:肝付兼太 70歳
最近の若者達は、はあけましておめでとうございます、を「あけおめ」と言うのが主流になりましたよね。今年もよろしくお願いします、も「ことよろ」と返すのが主流になってきたと思います。
最近の世の中の流れでは親御さんや先生方が子供と話すときに友達感覚で会話をするのが主流になってきましたが、これは子供たちが大人になって社会に出るときのことを考えたら望ましくないと思いませんか?
しっかりと誰と話しているのかを意識して、相手の顔をしっかりと見ながら話をするのが社会に出た後の一般常識だと思いますがそれができないまま大人になってしまう子供が多いのではないでしょう?
子供たちが正しい言葉遣いができるようにするにはまず身近な大人たちが正しい言葉遣いを使うことが大事なんじゃないでしょうか?
日本語には敬語というものがあるんですから大人は子供たちに正しい、美しい日本語を伝えていくことが責務だと思います。
日本語が育んできた文化をしっかりと社会に出ていく子供世代に伝えることはとても大切なことだと思いませんか??
「あけおめ」や「ことよろ」という言葉しか知らない人が増えてしまったら日本語の素晴らしい文化や情緒が無くなってしまうのではないか大変危惧をしています。
上記の文章は2005年まで26年間、ドラえもん役を担当していた声優・大山のぶ代さんがインタビューでおっしゃっていた内容を簡潔にまとめました。
大山のぶ代さんが演じていた頃のドラえもんでは、大山のぶ代さんや他の声優陣(のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫)が子供たちへ番組を通して正しい言葉遣いを理解して正しい日本語を話してほしいという願いを持ち、その方針を原作者の藤子氏も賛同していました。
そのため、大山さんや他の声優陣ドラえもんのアニメでキャラクターの言葉遣いに関しては相当台本のセリフにも修正や提案をしていたそうです。
ちなみに、大山のぶ代さんは声優交代から1年後に新キャスト陣で公開された「のび太の恐竜2006」を見た後に、感想を問われた際に「よく頑張っていたと思います。ただ、言葉遣いが少し気になりました。」と苦言を呈するコメントを残されたそうです。
大山のぶ代さんは2001年に直腸がんを患い、長期入院・手術をされています。そして入院中にドラえもん役の降板を申し入れて、3年間以上も協議を重ねて、ドラえもん役の降板が認められたという経緯があります。
なお、大山のぶ代さんはインタビューで語られています。以下は引用です。
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先日、チャック(親友の黒柳徹子さん)が言うのよ。「私たち、この世界で五十年も前から一緒に仕事してるのよ」って。半世紀ですよ。そのうち、二十六年間は、あの子ドラえもんが占めています。
日本中のどの子どもよりも一番先に作品を観て、笑っては涙し、声入れして、それが生業になる。あぁ、私はなんて幸せ者なのかしらと思い続けて、気づけば二十六年、四半世紀と一年が過ぎていました。
ドラえもんを演じるにあたって、一番こだわったのは「言葉遣い」です。あの子は未来から来た「子守り用猫型ロボット」なんです。お母さんの代わりとして教育する立場のロボットなんだから、人を傷付ける言葉を使うわけが無いと思ったの。「コンニチハ、ボク、ドラえもんです!」の台詞も、初めて会う人に自己紹介するのは当たり前の事と思って、私から提案させて頂きました。こんな調子で最初の十年は台詞直しの繰り返し。だって、敬語や男言葉・女言葉がある国なんだもの。全国の子供たちに美しい日本語を伝えなくっちゃね。
ドラえもんに関わる出演者、製作スタッフとの出会いは宝物です。家族よりも長い時間を共有したのに、揉め事ひとつ起きず、卒業を迎えました。
https://tubhouse.co.jp/blogs/interviews/vol-25-%E5%A4%A7%E5%B1%B1%E3%81%AE%E3%81%B6%E4%BB%A3%E3%81%95%E3%82%93
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2005年まで26年間、しずか役をした声優・野村道子さん(86歳)は、しずか役の降板当時(2005年3月)、「女の子の正しい日本語を伝えたかった。」というコメントを残しています。
近頃の若者の言葉遣いについてどう思いますか?
「あけおめ」や「ことよろ」といった省略した日本語やスラングをどう思いますか?
アニメを通じて、子どもたちに正しい日本語を伝えるという方法についてもどう感じましたか?
※降板当時の年齢
ドラえもん:大山のぶ代 72歳
のび太:小原乃梨子 70歳
しずか:野村道子 67歳
ジャイアン:たてかべ和也 71歳
スネ夫:肝付兼太 70歳
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