そうですね。
なんだかよくわかんないですよね。
美白。
私も疑問に思っていることが多々あります。

美白化粧品と聞くと
「地黒な肌が色白になる化粧品」
だと思っている人が多いです。

美白とは色を白くすることだと思っている人が多いです。

シミやそばかすを消してくれるのが「美白」だと思う人も多いです。

これらはほぼみんな間違いです。

地黒な人は色白になりませんし、化粧品が肌を白くしてくれるわけでもありませんし、ただの美白化粧品ではシミやそばかすも消せません。

じゃぁ、なにが「美白」なのか。
これは、シミやそばかすを防いで、白い肌を保ってあげようという行動の一環だと考えます。

では、美白化粧品とは何ぞや？

パッケージに書かれた説明をを読んでみましょう。
「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防止します」
・・・？
防止って？

日焼け止めで紫外線をカットしていたら、肌は焼けないし、シミにもならないんじゃないの・・・？
これこそが「シミ・そばかすの防止」だと思うけど・・・

では、美白化粧品とやらの効果はいかほどのものでしょう。

美白成分といわれるものには、肌を乾燥させやすいものや、刺激になるものも数多くあります。
くすみをとる、シミやそばかすを防ぐのがこれらの成分・・・・といいますが。

はっきり言って。
乾燥させたら、肌は焼けやすくなります。
そこに持ってきて、メラニンの生成を抑えられたら、きれいに焼けませんから、転々と焼けます。
これって結局、シミとかそばかすなんじゃないの・・・？
おまけに乾燥や刺激は、しわの原因にもなります。

いいところに気がつきました。私。
そうそう。
こんな説明を発見したので載せておきます。
http://mitomo.jp/img_server/co_img1/mitomo/file/bihaku.htm

これって、本当に必要なのかね・・・？
そう思うことが多いですよ。
乾燥しやすい美白成分をカバーするための保湿成分。
この保湿成分のバランスって、個人の肌質に合わせて作られているわけでもなく・・・。
人によってはべたついたり、それでも足りなくて乾燥したり・・・です。
これって、スキンケアをややこしくしているだけにも思えます。

「美白」という言葉の響き。
色白は七難隠す・・・の神話(実際は色が白ければさえ良いわけでもないですよね）
イメージばかりに気をとられがちですが。

世間で言われるほど良いものでもないというのが私の考えです。

ついでに言いますと。
「使っても刺激を感じない」ような美白化粧品には、効果がありません。
成分がうっすーいですから。

シミやそばかすを防止するには、単純に紫外線をカットすること。
あとは、ターンオーバーで肌表面を整えること。
これが本来の美白ではないでしょうか・・・。