こんにちわ
製品化されているクリームに何かを足す・・。
テクスチャーや使用感が似たものを作れるとは思いますが、
ムラが出来る分、安全面が心配です。

というのも、単純に原料を混ぜてクリームはでているのではなく
原料の特色を考慮しながら処方が組まれているので、製品を作る為の
複雑な作業工程があります。

出来上がった物に対して更に何かを加えるというのは、
一見ちゃんとできたように見えても、上手く混ざり合うことはありません。
水性クリームに水性の原料を加えるのはできますが、
特殊な業務用のミキサーがないことには、全体的にうまく混ざり合いません。
手作業では一見綺麗にできていても、必ずムラがあります。
更に言うと、油性クリームの場合、後から水性の原料を加えても、
水と油ですからはじき合って上手く混ざりません。
逆に水性クリームに、油性の原料を後入れしても、混ざりません。

混ざりあっていないのもがあるというのは、後々に肌トラブルを
引き起こす可能性が出てきます。
原料を後入れすることによって、菌の繁殖やpHの数値が変わります。
一般家庭ではまず確認ができません。

安全性が確認できないのに、正直肌を痛めるリスクを犯してでも
やる価値があるのでしょうか。
開発現場を知る者としては、本当にこういったことは危なっかしくて
お勧めできません。