タールとコチニール(カルミン)

消費者庁からコチニール(カルミン)の注意喚起が数ヶ月前に出ました。
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/120511kouhyou_9.pdf

オーガニック系や「良成分」と言われるコスメに、
かなり使われていますよね。特に赤みがある色物には。
異論もあったようですが、以前は
「食品にも使われほぼ安全」とも言われていました。

私はアレルギー体質でさまざまな症状があり
(アレルゲン不明のアナフィラキシーショック経験も)
今後、日常的に使い続けることに不安を感じだしています。

不安に追い討ちをかけたのがコレ。
ちふれはタールはかなり使っているのに、カルミンは廃止したいようです。
タールよりも危険と判断している気がします。
(タールでアナフィラキシーはあまりなさそうだからかなぁ)
http://www.chifuren.gr.jp/kikanshi/news-bk/431/newsback-431_4.html

一方で一般の方がネットで書いているものには、
「最近のカルミンは低アレルギー処方がされていて
心配しないでいい」という記述もみられます。
でも、そのような記載はメーカー、販売側のサイトでみたことないんです。
(”食品にも添加されています”と安全をアピールする記述ぐらいしか)

さて、どうするか。
アレルギーを起こしやすい私のようなタイプなら、
タール使用を選んだ方が安全な気がします。
皆さんの意見を聞きたいです。
正解はないと思いますが。。

あと、タールもカルミンも使用しない
ピンクやパープル系のシャドウ、リップがあれば知りたいです。
個人的には、リップよりアイメイク品の方が心配です。
(メイクを手作りしようとしたとき、口より物が入ることを前提としない
目周りの方が材料の規制が厳しかったので)

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EUREKA

EUREKAさん

2012/9/7 14:17

アレルギーの複雑さ、怖さ
こんにちは。

アレルギーの怖さは、「試さなければわからない」ということでしょうね。
最近では、抗体検査などで事前にアレルゲンが判明するようになってきましたが、決して安価な検査ではありませんし…
なおかつ、同一個体においてもアレルゲンは変化しますから、将来におけるリスクは判定不能と言っていい。

コチニールの場合は、確かに低アレルギー処方をしているメーカーも存在します。原料由来のタンパク質が検出できないレベルまで低減されている、とのことでした。
ですが、製品には記載がありませんから、わからないということになりますね。
そもそもカルミンのアレルギー発症率はまだまだ謎で、食物に比べればごくごく僅かだということがわかっているだけだそうです。

IgEおよびIgG抗体と反応するほとんどのアレルゲンは蛋白質で、ある種の状況では純粋な炭水化物がアレルゲンであると仮定されています。
アレルギー性接触性皮膚炎の場合の古典的なアレルゲンは、T細胞と反応するクロム、ニッケル、ホルムアルデヒドなどの低分子量の化学物質です。
つまり、タンパク質と金属を除けば殆どのアレルギーは起こらずに済むという現状があるわけですね。

従って、スキンケア・メイクに関しては、「不純物」を避けることが第一です。つまりオーガニックや植物性を謳う「生体由来」の化粧品を避け、精製された不純物の少ない石油由来のスキンケアを心がけるべきだと考えます。

「タール色素は当初、発がん物質のコールタールを原料として作られていたためこの名がついた」という記載を見たことがあります。
しかし原料と色素は全く別の化合物ですから、原料に毒性があろうが発癌性があろうが何の関係もありませんし、現在はタールから合成しているわけでもありません。
私は、ただ不安を煽るだけの記述だと思いますね。

食品添加物の毒性試験は、急性・亜急性・慢性・変異原性など、10数項目のテストを行い安全な使用量を確認します。しかも万一に備えて、添加物として用いてよい量はこの100分の1以下と決められています。
色素の発色は強烈なので、実際にはこの基準のさらに数分の1から数十分の1しか用いられていないケースがほとんどです。

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