弱酸性と弱アルカリ性
肌に刺激が少ないのは弱酸性で
よく洗顔料などで見かけますが、
弱アルカリ性は肌にとって
良いものなのでしょうか?
肌を一時的に弱アルカリ性にし、
柔らかくして、普段自分が使っている
化粧水などの浸透率を高め、
ターンオーバーのサイクルを良くしてくれるという
化粧水(リプロスキン)を
使用しているのですが、
少し気になって…
よく洗顔料などで見かけますが、
弱アルカリ性は肌にとって
良いものなのでしょうか?
肌を一時的に弱アルカリ性にし、
柔らかくして、普段自分が使っている
化粧水などの浸透率を高め、
ターンオーバーのサイクルを良くしてくれるという
化粧水(リプロスキン)を
使用しているのですが、
少し気になって…
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EUREKAさん
役に立った!ありがとう:21
2012/9/10 11:53
いいご質問ですね
こんにちは。
健康な方の皮膚を調べますと、phは4.5~6.0の弱酸性であることがわかっています。皮脂そのものは弱酸性~酸性ですので、分泌量が多いとpHは酸性に傾きますし、分泌量の少ない方はアルカリ性に傾いています。
さて、洗顔時に石鹸・石鹸成分(ステアリン酸やミリスチン酸など)を使用したフォームを使用しますと、肌は一時的にアルカリ性に傾きます。
これは皮脂分泌とともに弱酸性に戻るのですが(およそ3~4時間)、アトピーの方や乾燥肌の方、また石鹸等での洗顔を一日数回行う方は、アルカリ中和機能が落ちますから、弱酸性に戻るまでに半日かかってしまうケースも見られます。
実は、アクネ菌・ブドウ球菌などが繁殖しやすいphは、6~8前後の弱アルカリ性なんですね。
ですから、アトピー・乾燥肌の方や、アルカリ度の高い石鹸・石鹸成分フォームで洗顔されている方は、なるべく弱酸性のアイテムを使い、速やかに肌のphを回復させる必要があります。
アルカリ性の化粧水は、角質の溶解・軟化作用が知られていますね。
肘や踵に使用するのはありだと思いますが、角質が薄い顔面に塗布するのは、あまりお勧めできません。
もちろん、角質が厚くゴワゴワになってしまっている方が、ピーリングの一環として計画的に使用するのなら別ですが…
こんにちは。
健康な方の皮膚を調べますと、phは4.5~6.0の弱酸性であることがわかっています。皮脂そのものは弱酸性~酸性ですので、分泌量が多いとpHは酸性に傾きますし、分泌量の少ない方はアルカリ性に傾いています。
さて、洗顔時に石鹸・石鹸成分(ステアリン酸やミリスチン酸など)を使用したフォームを使用しますと、肌は一時的にアルカリ性に傾きます。
これは皮脂分泌とともに弱酸性に戻るのですが(およそ3~4時間)、アトピーの方や乾燥肌の方、また石鹸等での洗顔を一日数回行う方は、アルカリ中和機能が落ちますから、弱酸性に戻るまでに半日かかってしまうケースも見られます。
実は、アクネ菌・ブドウ球菌などが繁殖しやすいphは、6~8前後の弱アルカリ性なんですね。
ですから、アトピー・乾燥肌の方や、アルカリ度の高い石鹸・石鹸成分フォームで洗顔されている方は、なるべく弱酸性のアイテムを使い、速やかに肌のphを回復させる必要があります。
アルカリ性の化粧水は、角質の溶解・軟化作用が知られていますね。
肘や踵に使用するのはありだと思いますが、角質が薄い顔面に塗布するのは、あまりお勧めできません。
もちろん、角質が厚くゴワゴワになってしまっている方が、ピーリングの一環として計画的に使用するのなら別ですが…
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