ニキビ肌のクレンジング
初めて投稿します。
学生の頃からニキビに悩まされています。
過去にはお風呂で使えるクレンジングオイルを使ったり、ポイントメークは専用のクレンジングを使ったりしていたこともあったのですが、化粧品売り場のお姉さんに
「本当はクレンジングって必要ないんですよー洗顔に時間をかければメイクも落ちます。クレンジングは肌にとってストレスなので使わない方がいいですよ」
と教えてもらってから、マスカラをお湯だけで落ちるフィルムタイプに変え、クレンジングは使わずに洗顔フォームだけ使っていました。
だけど、きちんとメイクが落ちていないのもニキビの原因になりますよね?今はメイクも落とせる洗顔フォームを使っていますがどうなんでしょうか?実際のところクレンジングは必要なんでしょうか?
学生の頃からニキビに悩まされています。
過去にはお風呂で使えるクレンジングオイルを使ったり、ポイントメークは専用のクレンジングを使ったりしていたこともあったのですが、化粧品売り場のお姉さんに
「本当はクレンジングって必要ないんですよー洗顔に時間をかければメイクも落ちます。クレンジングは肌にとってストレスなので使わない方がいいですよ」
と教えてもらってから、マスカラをお湯だけで落ちるフィルムタイプに変え、クレンジングは使わずに洗顔フォームだけ使っていました。
だけど、きちんとメイクが落ちていないのもニキビの原因になりますよね?今はメイクも落とせる洗顔フォームを使っていますがどうなんでしょうか?実際のところクレンジングは必要なんでしょうか?
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EUREKAさん
役に立った!ありがとう:18
2012/10/12 11:59
クレンジングの必要性は
こんにちは。
私も、下記レス(潮田さん)に賛成です。
洗顔・スキンケア・メイクに当たっては、
・なるべく、肌に摩擦などの刺激を加えない
・汚れや皮脂、メイクはしっかりと除去しても良いが、細胞間脂質はなるべく溶かし出さない…特にクレンジングは優しく、そして素早く。
こういった工夫が必要だと考えています。
さて、ご質問のクレンジングについて。
●なぜクレンジングが必要なのでしょうか。
クレンジングは、洗顔料では落としにくいメイクを洗い流すために使用するものですね。逆に言えば、洗顔料でメイクが落ちるなら、クレンジングは不要です。そういう意味でなら、BAさんのおっしゃることも、全てが誤りとは言えません。
ちなみに、どんな洗顔料を使っても、スポンジを使ってゴッシゴシ洗えば、摩擦力で物理的にメイクを落とせそうですね。しかし、肌摩擦は決してお勧めできません。
やはり、「浮かすor溶かす」→「水で洗い流す」というプロセスで落とす、これが基本だと思います。
●では、どんな成分が洗顔料では落としにくいのか。
一番手が、ウォータープルーフのアイテムに使用されるシリコーンです。次に、シリコーンや酸化した皮脂と一緒にこびりついたメイク成分でしょうか。
シリコーンは、一部の例外を除いて水にも油にも溶けにくく、よって洗顔料では落とせないと考えていいでしょう。
こびりついたメイクは界面活性剤でもある程度落ちますが、厚ければ厚いほど、油分で浮かせてから界面活性剤で水に溶かして洗い流した方がベターです。
ミネラルファンデと呼ばれるノンシリコンのメイクであっても、オイルを使った方が望ましいのはそのためです。
(ただのオイルでいいのですが、なるべくオイル残りがないように、W洗顔はしてくださいね)
●次に、ニキビは毛穴詰まりが原因ですから、
・メイクが残っていること
・油分が肌に残っていること
・洗顔のし過ぎで角質が剥がれ、細胞間脂質が落ち、恒常的な荒れ肌になっていること
このいずれもが、原因となってしまいます。特に3つ目の要因によるニキビは、角質肥大(サイトカインによる防御反応)による大人ニキビとも言われていますよね。
●では、「メイクも落とせる洗顔料」は、シリコーンを落とすでしょうか。
ポイントは、そのための洗浄成分が配合されているか否か、ですね。
シリコーンを溶かす溶剤として、
・シクロメチコン
・シクロペンタシロキサン
・シクロヘキサシロキサン
・カプリリルメチコン
これらの環状シリコーンが配合されているか、あるいは
・ミリスチン酸イソプロピル
・パルミチン酸イソプロピル
・イソノナン酸イソノニル
・イソノナン酸イソトリデシル
・オクタン酸イソセチル
・イソステアリン酸イソセチル
・イソステアリン酸イソプロピル
・イソステアリン酸イソデシル
・ジカプリン酸ネオペンチレングリコール
こういったエステル油が配合されているか、これが判断材料となります。
なお、フェニルトリメチコンやシクロメチコンなど一部のシリコーンは、例外的にオリーブオイルなどの植物オイルに溶けやすい性質を持っています。
●では、シリコーンはオイルには絶対に溶けないのか。
いいえ、全く溶けないという訳ではありません。
オイルの中でも、ミネラルオイルなどの炭化水素系のオイルが配合されたものは、シリコーンに馴染みやすいと言われています。しかしそれだけでは不十分なので、オイルクレンジングにはシリコンを溶かす溶剤が入っているというわけなのです。そして、ある程度水で洗い流せるように、界面活性剤も配合されています。
ここはメーカーの腕の見せ所なのですが、分子量が小さすぎず、従って刺激が弱く、シリコンにも溶解性が高いオイルを選んで使用しているようですね。
同じオイルでも、原則として植物オイルはシリコーンを溶解することができません。オリーブオイルでどんなメイクでも落ちると考えてしまうと、問題が残ります。
こんにちは。
私も、下記レス(潮田さん)に賛成です。
洗顔・スキンケア・メイクに当たっては、
・なるべく、肌に摩擦などの刺激を加えない
・汚れや皮脂、メイクはしっかりと除去しても良いが、細胞間脂質はなるべく溶かし出さない…特にクレンジングは優しく、そして素早く。
こういった工夫が必要だと考えています。
さて、ご質問のクレンジングについて。
●なぜクレンジングが必要なのでしょうか。
クレンジングは、洗顔料では落としにくいメイクを洗い流すために使用するものですね。逆に言えば、洗顔料でメイクが落ちるなら、クレンジングは不要です。そういう意味でなら、BAさんのおっしゃることも、全てが誤りとは言えません。
ちなみに、どんな洗顔料を使っても、スポンジを使ってゴッシゴシ洗えば、摩擦力で物理的にメイクを落とせそうですね。しかし、肌摩擦は決してお勧めできません。
やはり、「浮かすor溶かす」→「水で洗い流す」というプロセスで落とす、これが基本だと思います。
●では、どんな成分が洗顔料では落としにくいのか。
一番手が、ウォータープルーフのアイテムに使用されるシリコーンです。次に、シリコーンや酸化した皮脂と一緒にこびりついたメイク成分でしょうか。
シリコーンは、一部の例外を除いて水にも油にも溶けにくく、よって洗顔料では落とせないと考えていいでしょう。
こびりついたメイクは界面活性剤でもある程度落ちますが、厚ければ厚いほど、油分で浮かせてから界面活性剤で水に溶かして洗い流した方がベターです。
ミネラルファンデと呼ばれるノンシリコンのメイクであっても、オイルを使った方が望ましいのはそのためです。
(ただのオイルでいいのですが、なるべくオイル残りがないように、W洗顔はしてくださいね)
●次に、ニキビは毛穴詰まりが原因ですから、
・メイクが残っていること
・油分が肌に残っていること
・洗顔のし過ぎで角質が剥がれ、細胞間脂質が落ち、恒常的な荒れ肌になっていること
このいずれもが、原因となってしまいます。特に3つ目の要因によるニキビは、角質肥大(サイトカインによる防御反応)による大人ニキビとも言われていますよね。
●では、「メイクも落とせる洗顔料」は、シリコーンを落とすでしょうか。
ポイントは、そのための洗浄成分が配合されているか否か、ですね。
シリコーンを溶かす溶剤として、
・シクロメチコン
・シクロペンタシロキサン
・シクロヘキサシロキサン
・カプリリルメチコン
これらの環状シリコーンが配合されているか、あるいは
・ミリスチン酸イソプロピル
・パルミチン酸イソプロピル
・イソノナン酸イソノニル
・イソノナン酸イソトリデシル
・オクタン酸イソセチル
・イソステアリン酸イソセチル
・イソステアリン酸イソプロピル
・イソステアリン酸イソデシル
・ジカプリン酸ネオペンチレングリコール
こういったエステル油が配合されているか、これが判断材料となります。
なお、フェニルトリメチコンやシクロメチコンなど一部のシリコーンは、例外的にオリーブオイルなどの植物オイルに溶けやすい性質を持っています。
●では、シリコーンはオイルには絶対に溶けないのか。
いいえ、全く溶けないという訳ではありません。
オイルの中でも、ミネラルオイルなどの炭化水素系のオイルが配合されたものは、シリコーンに馴染みやすいと言われています。しかしそれだけでは不十分なので、オイルクレンジングにはシリコンを溶かす溶剤が入っているというわけなのです。そして、ある程度水で洗い流せるように、界面活性剤も配合されています。
ここはメーカーの腕の見せ所なのですが、分子量が小さすぎず、従って刺激が弱く、シリコンにも溶解性が高いオイルを選んで使用しているようですね。
同じオイルでも、原則として植物オイルはシリコーンを溶解することができません。オリーブオイルでどんなメイクでも落ちると考えてしまうと、問題が残ります。
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