角質培養から「何もつけない」に移行しました
はじめまして。

まず、スキンケアで少し気になった点がありましたので挙げさせていただきますね。

>オーガニックの石鹸でクレンジング
オーガニックの石鹸、というのは合成界面活性剤を含まないノンケミカルの石鹸ということですか？
オーガニック、というのは農薬や化学肥料を使わないで育てた原料を使っているということにすぎないので、
それだけでは肌に優しいとは限りませんし、角質培養とも関係ありません。
既に分かっていらっしゃるのでしたらすみません。


ニキビの原因は、もしかしたら角質の溜まりすぎにあるのではないかと思いました。
でも別にピーリング等の角質ケアをした方がいいとか言っているわけではありません。

タイトルにもある通り、私は半年ほど前に角質培養を始めたのですが、
一ヶ月くらい前から「何もつけない」に移行しました。

これは「『肌』の悩みがすべて消えるたった一つの方法」という本の著者の宇津木先生という皮膚科医が提唱されているもので、
角質培養の延長のようなものです。

具体的には、天然成分のもの、合成成分のものを問わず、肌に化粧品を一切つけません。
ファンデーションも使わず(ポイントメイクは可)、最終的には石鹸も極力使わないで朝も夜もぬるま湯だけで洗顔します。
乾燥が気になったときにだけ、ワセリンなどの低刺激な保湿剤をその部分にだけ少量使うのはokです。

合成成分だろうと、天然の成分だろうと、基本的に肌にとっては異物で、
肌が元から持っている機能を妨げてしまうというのがその理由です。

例えば、化粧水はほどんどが水なので、蒸発するときに角質層の最上部の細胞をめくれあがらせ、その隙間から肌内部の水分を蒸発しやすくします。

また、合成界面活性剤の害は既にご存知だと思いますが、
天然のオイルでも、使う量が多ければ合成界面活性剤と同じように角層の細胞間脂質を溶け出させます。
少量であっても、毛穴から浸透して酸化すると、肌の組織は異物と見なして反応するのでミクロレベルの炎症を起こします。
炎症が繰り返されるとメラニンが増え、シミやくすみにつながります。

また、正常な肌では表面の角質細胞が空気に触れ、乾燥してカールすることで自然に垢として剥がれていきます。
一つ剥がれるとそれがシグナルとなって表皮の基底層で新しい細胞が生まれるので、ターンオーバーがスムーズにいき、皮膚が健康に保たれます。
でも化粧水や油分などで肌の表面をべたべたにしていると表面の角質細胞が乾燥しないので剥がれにくくなり、ターンオーバが乱れ、角質細胞の層が必要以上に厚くなるのでごわごわや吹き出物の原因となります。

上で角質が溜まりすぎているのではないかと申し上げたのはこのことです。
しっとりした肌とか、吸い付くような肌が美しいというのは化粧品会社が作り出したイメージで、本当に理想的なのはさらさらした肌です。


基礎化粧品とファンデ(私もエトヴォスでした)の使用をやめ、極力ぬるま湯のみでの洗顔にしてみたところ、角質培養していたころよりも毛穴が目立たなくなり、肌がふかふかになりました。
ニキビも、毎月必ず3,4個できていつまでも赤く残っていたのが、今月は一つだけでしかも数日で治まりました。

良かったら、abiek様も、化粧水やホホバオイルの使用をやめてみてください。
ミネラルファンデも、私の場合だけかも知れませんが、石鹸だけでは落ち切らずに皮膚の凹凸の隙間に残ってしまっているような感じだったので、極力使わないほうが肌荒れの原因になりにくいと思います。


ニキビは顔にかかったシャンプーや、食生活、ホルモンバランスの乱れが原因のこともありますので、これらの点にも気を付けると良いと思います。

長々と失礼いたしました。