敏感肌のスキンケアに必要なこと
敏感肌と言っても。
人によって合わないものは違います。
それを踏まえた上でお話させていただきたいと思います。

敏感肌用化粧品は、ある程度まで低刺激でしょう。
しかし、これが万人の肌に合うとは限りません。
自分の肌に合わない成分がわからなければ、敏感肌用化粧品も合わないケースが出てきます。
ここをしっかり認識していただくことが肝心です。

敏感肌用や無添加化粧品と言うのは
「アレルギーを起こす恐れがあるとされる、旧指定成分のいくつかを無配合としたもの」
「乾燥を招きやすいエタノール（アルコール）を使っていないもの」
というコンセプトで作られているものです。
しかし、旧指定成分やエタノールだけが悪いとは言い切れない部分があります。
私は、結構いろんなメーカーが使っている、ある成分が肌に合いません。
その成分は旧指定成分にも含まれておらず、敏感肌用化粧品にもよく使われている成分です。
それによって主様がおっしゃっているポーラのDは、私の肌に合わないです。

薬用化粧品（医薬部外品）は全成分表示の義務がありませんから、何が入っているのかがわかりにくいこともあります。
全成分表示がないものは、購入を控えたほうが良いでしょう。
Dプログラムも薬用化粧品に分類されますが、こちらは全成分がわかります。
こちらの化粧水・乳液は、パラペン・香料・エタノールフリーで、防腐剤にはフェノキシエタノールを使っています。
パラペンやエタノールが肌に合わない人には良いでしょう。
トラネキサム酸が配合されているので、美白効果があるのではないでしょうか。

…と、ここまで敏感肌向け化粧品というものについてのお話となります。

角度を変え、主様のお肌について考えたいと思います。

お肌の保水能力が落ちていて、皮脂が沢山出るとのことですが。
これは、たっぷりの化粧水を使い、乳液の油分を加えることで保湿…というケアは望ましくないでしょう。
・化粧水の大量使用はお肌を乾燥させます。
・皮脂が出るのであれば、過剰な油分は必要ないです。
といったことが考えられるからです。

化粧水は洗顔後の肌にさっとなじませることで、次に使うアイテムの浸透を助けるもの。
たっぷり使ってしまうと、化粧水の水分が蒸発する際に、お肌の水分ももって行かれてしまうのですね。
そして、化粧水に含まれる保湿成分なんてのは微々たるもの。
高いものを使ったからといって、劇的な効果は期待できないと考えたほうが良いです。
自分の肌に合わない成分さえ避けていれば、プチプラで充分です。
無印の敏感肌用化粧水などは、私の肌に合わない成分が入っていないので安心して使っています。

そして、乳液も沢山は必要ないです。
それよりは、美容液の使用をオススメしますね。

超乾燥肌の私にも言えることですが、お肌の保水能力が低い場合。
肌に足りない成分を補うことが重要です。
敏感肌の人の多くは、セラミドが不足しています。
セラミドはお肌のバリア機能の要ともいえます。
外部の刺激からお肌を守る作用があります。

これをスキンケアで補給することは重要でしょう。
化粧水をプチプラにして、美容液にお金を使う。
こういうやり方もありですよ。

ハウスオブローゼのパワーサージジェルは、お肌に存在する多種のセラミドをほとんどカバーできるアイテムです。
お値段はそこそこしますが、良いものだと思います。

かくいう私は現在、セラミドの原液を愛用しています。
ビーエスコスメのマテルセラミド液は、セラミドの種類こそ少ないですが、成分がほとんどセラミドばかりで構成されています。
お値段もやや安いですし、一度に使う量も少量なのでコスパが良いです。

お役に立てるかどうかわかりませんが、よろしければ参考まで。