他の方のアドバイスに追加するとしたら・・・・
髪が抜ける恐怖、よくわかります!!
私も元々毛が細い上、ポニーテールや編み込みのし過ぎで、若い頃から地肌が目立ち、生え際が薄くなっていました。母も薄毛で、還暦を過ぎてからはウィッグを使っているので、遺伝要素もバッチリありますから、内心ずっとヒヤヒヤしながら過ごしていました。

加齢とともに少しずつ薄くなって来たところに、さらに決定打とでも言うべき出来事が起こったのは、一昨年の初夏のことです。
髪がごっそり抜けるようになり、やがて地肌も赤く爛れて、ひどい痒みが続くようになったのです。初めのうちは、女性用のリアップなども試しましたが、どんどん悪化して、「バーコード頭のオジサンの気持ちがよくわかる(泣)」というくらい、ひどい状態でした。
さすがに不安になって、皮膚科を受診したところ、おそらく原因(きっかけ?)は市販のヘアカラーの含まれている成分にアレルギー反応を起こしたのだろうとのこと。しかし、他にも大きなストレスが重なっていた時期なので、今となってははっきりとした原因は分からないようです。

この時の主治医は「まず髪が生える土台である地肌の改善が先」との考えで、ステロイド系の塗り薬を使って地肌の治療をしました。
しかし、2～3ヶ月ほどで地肌状態は改善したのですが、なかなか抜け毛は良くなりませんでした。主治医からは「ステロイド剤にも発毛効果があるから」と言われたのですが、一向に抜け毛は治らないし、腫れも赤みも無くなった地肌に、漫然とステロイドを使うことにも抵抗を感じました。
そこで、同じ病院内で主治医を変えたところ、脱毛の治療薬を提案されました。要は、CMなどでやっている「お医者さんに相談だ♪」という医療的な育毛ですね。内服薬を2種類と外用薬(頭皮に塗る液状のもの)を処方されました。この治療に切り替えてから、数ヶ月でだいぶ目立たなくなり、秋にはシニヨンも結える位になりました。但し、ふっさふさになったわけではなく、元々の薄毛っぽい感じ位に戻った程度です。
一応、治療は現在も続けていて、体調が崩れた時やストレスが重なった時には普段よりも抜け毛が多い気がしますが、大きな悪化も副作用もなく、2年目の夏を乗りきりました。

というわけで、長々と自分語りを失礼しましたが、もしも抜け毛が気になる状態が続くようであれば、思い切って皮膚科を受診してみることをお勧めします。私のように、特にひどく地肌が爛れた状態というのでなければ、初めから脱毛の治療に入れると思います。費用も保険が効きますので、リアップなどを購入するよりも、安価で、より確実な育毛効果が期待できます。私も今では、もっと若いうちから始めておけば良かった、と思っています。


他に気をつけたり工夫したりしていることとしては、

・原因となったかも知れない市販のヘアカラーをやめて、その成分が入っていないものに切り替えた
・ヘアケアラインをボリュームアップタイプに切り替えた

ことくらいでしょうか。
バランスの良い食生活や規則正しい生活、なるべくストレスを溜めこまないこと、などは、髪の問題以前に必要なことなので、心がけを続けています。

ヘアケアは、最近はロクシタンのボリューマイジング・ラインが気に入っています。ロクシタンの中ではシリコン無配合の製品で、香りも良いので気に入っています。
地肌のにおいが気になる時や頭皮をさっぱりさせたい時は、ロクシタンの「ピュアフレッシュネス　スカルプエッセンス」か、石澤研究所の「ニオイケアミスト」を使ってます。においのケアだけでなく、地肌にも良さそうなので♪