針葉樹の香り
こんにちは。
真冬の針葉樹。深い夜の森の中、空には凍れる三日月。
ヨーロッパ、色のイメージはブルー。

クレジットを読み、直ぐに思い浮かぶのはセルジュ・ルタンスの
フィーユアンエギュイユ。

松葉の香り、フランキンセンスの瞑想と甘美、
ベチバーやローレルで爽やかさとシャープさもあるつつ、
フルーツやアンバーでフェミニンな甘さもあります。
深い森、瞑想、孤独、透明感、そして　あなた自身のフェミニンさ、
といったものを表しています。

凍れる細き三日月の冷たさや、全体のトーンのブルーのイメージ、
それは表現できているか・・、そこまで冷徹でもないので
完全にぴったりとは言えませんが・・。

トップ：フランキンセンス、スパイス
ミドル：パインニードル、ファーバルサム、フルーツ
ラスト：ベチバー、アンバー

夜空の孤独な星ぼし、なら
ティエリー・ミュグレーのエンジェルもいいですが、
森の中、という部分が欠落しますね・・。


思うに、甘さがなくて、ひたすら尖っているものだとメンズのほうに
ふさわしいものがありそうな気がします。
ベチバー、パチョリ、シダー、パイン
といった成分の強く出るもので構成されているもの、
私には分かりかねますが、どなたかピンと来たらレスして下さんことを！！

ストイックに尖っているのは、
ゲラン　ベチバー　です。結構好きなので、ご参考まで・・。