柔軟材は国産の香りの控えめな物を使うのが一番合理的ですよ
・国産の控えめな柔軟材
・乾燥機の使用・外干し・部屋の換気等、お洗濯の工夫
・香水や良い香りのボディクリームを控えめに肌に乗せて楽しむ事　
などをお勧めします。

私も一時期、海外産の柔軟材を使っていましたが、日本ではデメリットがとても多いです。

【香りに慣れて使用量がどんどん増える】
香る柔軟材は使い続けるうちに香りが薄くなったと思っていました。
が、同じ毎日香りを嗅ぎ続け、鼻がマヒしていたようなのです。
特に柔軟材はこれが起きやすいです。
何種もローテションなんてしませんし、一日中同じ香りですので。

【日本と海外のお洗濯のギャップ】
　日本……外干し・マンションなどの狭いベランダ
　海外……乾燥機の使用が普通・広い一戸建て
海外の家、特にアメリカの家の広さはケタが違います。
例えば子供のおもちゃ。
日本のキャラクター商品でも、アメリカ限定で1ｍ超えサイズがあるのが普通で驚きました。
そんな国のお洗濯物のために作られた柔軟材を、
乾燥機も使わず、狭いベランダに干せば、ご近所迷惑になる恐れは有るのでは……。

【服の臭い対策】
香る柔軟材の流行は、「部屋干しの洗濯物の生乾きの臭いを隠したい」と言う意見も一因です。
生乾きの臭い＝雑菌です。
柔軟材で香りを乗せても雑菌は消えません。
乾燥機や外干し、洗ってすぐに干すなどの方が衛生的です。
また服の匂い＝その人の部屋の匂いです。自分の鼻はマヒしているので、気付きにくいですけど。
こまめな部屋の換気は効きます。
洗濯物の匂いを取ってくれる空気清浄機なんて物もあります。
柔軟材で臭いを隠す人より、お洗濯上手な人の方が素敵じゃないかなあと。

【香りの強さ】
職場でも海外産の柔軟材を使っている方だけは本当に簡単に分かります。
服から直接鼻に香りが来て、香り方が乱暴なんです。

ごく控えめに香水やボディクリーム等を肌に乗せ、
服の下から優しくふわりと香らせる事ができれば、奥ゆかしく素敵ではないでしょうか。
どんなに薄くても、みーんな分かってますよ、香りって。
わざわざ口には出さないだけで。

「これは○○の香りだ！」とすぐ分かるものより、
「その場の雰囲気を作る」位に上手に香りを使えたら良いなあ……と思っています。