つけていいんです
シャリマーは亡き王妃の死を嘆きタージマハルを建設したムガール帝国皇帝シャージャハンの愛情の深さを香りに表したものです。
シャリマーとは、ふたりが過ごした庭園の名前です。

というわけで、そんな深い愛を表現した香りであることをまずご理解頂きたいと思います。
そして、この香りが気に入ってしまったのですね。
結構です！
いい鼻をしていらっしゃると思いますよ。
高校生でしたら、もうそんな香水の背景は理解できるでしょう。
そしてそれぐらい深い愛情を得ていらっしゃるやも知れません。
ただし、シャリマーのどこがお好きでしょうか。
バニラパウダリーですが、ラストのそこが好きでしょうか？？
この香りにはオリエンタルな要素が含まれ、それがおばあちゃんっぽさを出しますから、それが、高校生には？？？となる印象かな、と思います。
ムガール帝国の王妃ですから、スパイスやオリエンタルはつき物。
そして、湿度が高いとよく出てきます。
ですから、シャリマーをどうしても付けたいなら、オリエンタルが出にくい湿度の低い、そして少し寒い日がいいです。あなたの住んでいる場所が夏、湿度が低いならそれも試してみるといいかもです。

ゲランでシャリマーのパウダリーに良く似た香り立ちでオリエンタルでない、シトラスでちょっぴりレザーのものがあります。
アビルージュです。
これは、ジッキーのようなすっきりしたところと、シャリマーのバニラパウダリーが良く出て、メンズですが、女性でもワンプッシュなら上手く香らせることが出来ます。
つけ過ぎるとレザーが強く出るので、ちょっとです。
これはシトラスが爽やかで、シャリマーのようなパウダリーな部分がキレイに出るので夏にはとってもいいと思います。
ゲランのカウンターで、試してみるといいですよ。
これからの季節に向いています。
ただ、甘さはありません。
そこにフローラルを重ねるという手もあります。

では、自分にあった香りが見つかりますように！