海外に御住まいということなら・・・
そんなに難しく考えなくても良いかもしれません。
住んでいるところにもよるでしょうが、大体は日本人より香水に慣れてると思います。

香水の香り方は湿度・温度とかなり関係があります。
湿度・温度が高いと、ベースの重い香りがしっかりとしかも長時間香りがちです。
いわゆるむわーっとした香り方で、シャリマーのような作りの香りは香害になる可能性が高いです。
逆に湿度・温度が低く乾燥しているところでは、シャリマーのような重い香りでも可愛らしく感じることがあります。

それから、夏だと薄着・冬は厚着になるため、それだけで同じワンプッシュでも香りが周りに与える印象は違ってくると思います。

住んでいる地域や気候、季節に当てはめて、フレグランスも考えてみられては？


さて、ご質問に対する答えですが・・・。
オードパルファムとオードトワレなら、どちらかと言うとオードトワレをオススメします。
なぜなら、オードトワレの方が若々しい印象だから。
拡散性とか持続力について気になるようなら、少量を何度かに分けて付け直しすれば良いと思います。

ですが、最終的にはやなぎこさんの使いたい香りを購入されたら良いと思います。
濃い香りでも、使い方次第で素敵に香らせることが可能ですから。
余裕があれば香水（濃度が一番高いもの）でも、日常的に使えると思います。


日本でなら、ボディローションとフレグランスを同時に使うと、香りが強くなりすぎてしまうのでやめた方が良いのですが、海外ですからね。
香りすぎてないかどうか、注意しながら使ってみても良いかもしれません。

まぁでも、香害にならない無難な使い方は、
・付け直ししない（ゲランは元から持続力高いですからね！）
・ローション等のライン使いは控えめに
ということでしょうね。
一度に幾つも買ったり使ったりしなくても、慣れてからにした方が失敗も少ないですよー。


★なぜ濃度が違うものがあるのか？というご質問に対して・・・

シャネルの５番の歴史を調べたときに、納得したことです。
最初はサロンでお金持ちの女性相手にパルファムを売っていたのですが、事業拡大と同時に、庶民にも手が出しやすい値段で販売するため、アルコールを多く使ったオードトワレを出したところ、これが大ヒット。
一時期５番のオードトワレは女子学生のフレグランスとまで言われたようです。
あまりに庶民的になりすぎてブランドネームに高級感が薄れてしまったため、箔をつける意味でもパルファムに近いが庶民でも手が出せる、オードパルファムを作ったとか。
もし、解釈が間違っていたらごめんなさい。

とにかく、一度ご自分が持っているのがオードトワレなのか、オードパルファムなのか調べ、カウンターに行ってシャリマーのラインの他の香りも試してみてはいかがでしょうか？

良い香りと巡り合えるといいですね！