副作用のこと
低用量ピルの副作用のことを、ご存知ですか？
ダイアンは、確か、去年、フランスで、血栓症などで亡くなった方が4人ほどいたので、バイエルン製薬が、販売中止にしています。
日本国内では、処方薬としても使われていないようですよ。
ヤーズも、つい先日、血栓症のリスクで、投薬には注意を喚起されています。
ヤーズが、保険適応があるのは、月経困難症のみです。
マーベロンの保険適応は、避妊です。
このどちらも、保険適応されなくても、医師が処方する薬です。

副作用は、血栓症です。
血管の中で、血が固まってしまうことですが、それが、剥がれて、体の何処かに飛んで行ってしまうと、いろいろ障害があります。
脳に飛べば、神経症状出ます。麻痺など。
肺にとべば、呼吸困難。心臓にとべば、心筋梗塞のようになります。
そういうリスクがあることを承知で、飲む薬です。

とてもひどい月経困難症で、立っていられないなど、辛い時は、3ヶ月ほど低用量ピルで、月経出血を止めて、子宮の内膜などを休ませると、その後が、症状軽快すると言われます。

低用量ピル内服中は、きちんと婦人科の診療を受けて、何ヶ月に一回は、子宮の状態などの診察を受けた方がよろしいかと思います。
また、定期的に血液検査を受けて、血栓を起こしやすい状態になってないか、
その他副作用が出てないかどうか、チェックした方が良いと思います。
また、血圧は、毎日測定した方が良いと思います。

なお、内服することによって起きる副作用には、悪心、嘔吐、頭痛、乳房痛、下腹部痛、発疹、肝機能異常、浮腫、体重増加、不正性器出血、乳房緊満感、乳房萎縮、乳汁分泌、血圧上昇、動悸、腹痛、下痢、便秘、胃痛、倦怠感、めまい、イライラ感、ふらつき、ざ瘡(ニキビ)、性欲減退、下肢痛、熱感などです。

これらのことを、きちんと理解された上で、現在の皮膚に異変が出ている状態と、薬のリスク、それと、内服継続することのメリットを、考慮なさってください。